042話:お姉ちゃんからのプレゼント
アザレアとカルミアが狐人族?なるものだという衝撃の真実が明らかになってから数日後私たち2人は女の子だけでお出かけをしていた。
「へえ、明後日誕生日なんだ」
「だから、お姉ちゃんとしてなにかプレゼントを用意してあげたいんです」
「そうしたらアザレアくん喜んでくれるだろうね」
「それが立花さんをショッピングに誘った理由です」
「なにがいいと思いますか?」
「貰って役に立つ物が良いんじゃないかな」
「役に立つ物ですか・・・」
「まずは見て回って見よう。良いものが見つかるかもしれないよ」
「そうですね」
私達はまず、見て回ることにした。
◇◇◇
「これがいいと思う」
最終的に選んだのはマジックバックでした。
実はカルミアちゃんがマジックポーチを持っているからと彼の為の収納用品を買っていなかったそうなんです。
私はアイテムボックスのスキルを持っているから余りカバンなどにこだわっていませんでしたが冒険者としてやっていくのには必需品に挙げられています。
「そうしましょうか」
「でも少し高いですね」
最低等級の1等級から最高等級の10等級までありますが高いです。
「少しなら出せますよ」
少しだけお金を渡してあげる。どう考えてもカルミアちゃんの所持金では最低等級のマジックバックしか買えない。
「ありがとうございます」
可愛らしい笑顔を向けてくれる。
もうちょっと追加で出してしまう。
私達は3等級のマジックバックを買ってお店を後にした。
「アザレア喜んでくれるかな」
マジックバックを両手で持ちながら問いかけてくる。
「もちろんだよ!暗くなってきたから帰ろう」
私達は夕陽で赤く染まる街の中を上機嫌で歩くのでした。




