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009話:ダンジョン

2019/04/30 四本目


~勇者side~

 僕達はダンジョンに来ていた。


「喰らえ《スラッシュ》」


 スキルを発動させてゴブリンを斬り裂く。聖剣グラスはそのままゴブリンの体をまっぷたつにする。ゴブリンは魔物の一種で比較的弱い種族らしい。


 そして、魔物には幾つかの共通の特徴がある。


 1つ、体内に魔石を持つ


 2つ、強いものほど魔石が大きい


 3つ、一般的に知能が低い


 4つ、攻撃スキルを持つ魔物もいる


 5つ、全ての魔物は人族に敵対している


 この5つだ。


 ゴブリンから魔石を回収したらパーティーの元へと戻る。


「俺達ならゴブリン程度楽勝だな」


「遅かったわね」


「怪我はありませんでしたか」


 パーティーメンバーは僕と宇田康介、筒風纏、風上紗々の4人だ。近距離2人、遠距離1人、回復役1人でバランスも取れている。今回のダンジョンでの目標はゴブリン達をまとめるオークの討伐だ。


 魔物たちの中には上位種下位種になっている奴らがいて、ゴブリンの上位種がオークになっている。ダンジョンの第4層にはオークがいるそうなのでそこへと向かう。


 薄暗い遺跡を進んでいく。このダンジョンはまるで迷路のようになっていてしっかりとマッピングされた地図がなければ迷子になっていただろう。


 ようやくオークを見つけることができた。


 1体なのでとっとと倒して帰ろう。


「敵の数は1体!康介は僕と一緒に近づいて攻撃!筒風さんは隙を突いて魔法を打ち込んで!風上さんは魔法で僕達の身体補助をお願い!」


 パーティーリーダーとしてきちんと指示を出す。


 全てのパーティーリーダーに任命された人が最初に教えられたことだ。


「「「はい!」」」


「《身体強化》」


 風上さんによる補助魔法だ。基礎身体能力をあげてくれる。


 僕と康介で肉薄する。オークはこちらに気づいたようだ。


「《スラッシュ》」


「《ホーリーパンチ》」


 俺と康介の攻撃がオークの腹に直撃する。オークは少し怯むがそのまま手に持った棍棒を叩きつけてくる。しっかりと避けたあと攻撃を続けようとするがオークの攻撃速度は思った以上に早くもう次の攻撃を叩きつけてくる。避けられないそう思って防御姿勢を取る。


「《フレイムバースト》」


 その声と共に大きな火の弾が後ろから飛んできてオークの顔面にクリーンヒット。思わず顔をおさえて棍棒を手放したオークに最大の一撃を食らわせる。


「《メガスラッシュ》」


「《渾身の一撃》」


 オークの体は切断され、その上で頭部は爆散した。


「お疲れさん」


 康介とハイタッチをする。無事にオークの討伐を終えた僕達はダンジョンから期間するのだった。


 ◇◇◇


 オークの魔石を試験官に渡す。


「ふむ。合格ですね」


「ありがとうございます」


「早かったですね、なかなかに強くなられたようで」


「パーティーのみんながいるおかげです」


「風上様への伝言を頼めますかな?」


「いえ、オークも少し強めの魔物になっているので怪我をされる方もいらっしゃるかと、他の治癒魔法師では治せない傷も彼女なら治せるでしょうからお手伝いをお願いしたいのです」


「わかりました、伝えておきます」


「ああ、勇者様も浄化魔法での滅菌をお願いできますか?」


「はい、では2人で向かいますね」


 そう言ってその場を離れ風上さんを呼びに行った。


2019/05/19 一部表現を変更しました。

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