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021話:決着

 目の前にいるだけで足が震えてきそうだ。立っていられるのも立花さんの前で恥を掻きたくないという男の意地があるからだ。ミノタウロスが斧をふるってくる。


 絶対に当たらないように下がってその斧を避ける。ミノタウロスが何度も振るわれる斧に避ける以外のことができない。


 横凪に振るわれた斧を剣で受ける。吹き飛ばされ地面を転がる。


 こちらへミノタウロスが走ってくる。完全に意識がこちらに向いていたミノタウロスは思わぬところから攻撃を受ける。立花さんがミノタウロスの右足に剣を突き刺したのだ。剣の振るい方など知らないから両手で持った剣を突き刺したのだ。


 しかしこれは期待以上のダメージになったようだ。走っていたミノタウロスはバランスを崩して倒れ込む。そのうちにミノタウロスの左腕を斬りつける。


 起き上がったミノタウロスは怒り狂いながら襲ってくる。


 先程より避けやすくなった攻撃はもう俺でも対処出来る。何度か攻撃を避けたあとにミノタウロスの攻撃に合わせて剣を振るう。剣は斧の持ち手に当たりその部分を切り落とした。


 斧の先端側が地面へと落ちて突き刺さる。ミノタウロスが持っているのはもはやただの木の棒だ。ミノタウロスは木の棒を投げ捨てて、その大きな右腕で掴みかかろうとしてきた。避けられないことを第六感で感じ取った俺は両手で剣をしっかり握りしめてミノタウロスへと振り下ろす。


 剣は思っていた以上にあっさりとミノタウロスの頭部を斬りさいた。そのままミノタウロスは倒れた。頭部を切断されたミノタウロスは起き上がる気配はない。


 俺はその場に座り込んだ。立花さんが歩いて近づいてくる。


 立花さんはミノタウロスの右足に突き刺した剣を引き抜いてその血を拭った後、隣に座り込む。


「あれが出口だね」


 目を向けるとそこには巨大な門があった。


「あの扉から外に出られるのかな」


「そうだよ。あそこが出口だ」


「じゃあ早く向かいましょう?」


「少しは休みたいんだけど」


「いやよ。私を外に連れ出してくれるんでしょう?」


 俺達二人は扉の前へと立つ。


「よろしくね」


 俺が開けた方がいいよな。こういわれているし。俺はその扉に手をかける。そして俺達二人は外に向けて歩き出した。


ついに地下脱出!


2019/04/20 一部表現を変更しました。

2019/05/19 一部表現を変更しました。

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