恐怖! 濃密エステ!(二百文字お題小説)
沢木先生のお題に基づくお話です。
今回は「濃密エステ」をお借りしました。
年末年始の休暇を利用して、OLの律子はエステのフルコースを体験する事にした。
総額ウン十万円で、律子は夏のボーナスと合わせてようやく支払う事ができた。
全て愛する藤崎君のためである。
二の腕、顎、首回り、ウエスト、ヒップ、腿、脹脛、足首。
気になるところを書き込んだ律子。
料金も凄かったが、苦痛も壮絶で律子は何度も幽体離脱しそうになった。
「この苦しみ、香にも体験させよう」
悪巧みする律子だった。
誠にお粗末様でした。