組織
第四話です!
※あとがきに、主人公たちの情報を少しだけ載せました。
組織名、東日本鎮圧総局 ―― 通称:八咫烏。
公的記録には明示されていないが、千年以上前に成立したとされる国家の非公開部隊である。
表向きの行政機関とは別系統で運用され、存在は一部の政府中枢にのみ共有されている。
その主な任務は、夜間に出没する怪物の殲滅および関連事案の隠蔽処理である。
八咫烏は東日本一帯を管轄区域とする。
男女比はおよそ八対二。
前線に立つのは男、女は後方支援に回ることが多い。
これは明文化された規則ではないが、長年の慣習として定着している。
後方支援には情報分析、医療補助、能力制御補助、記録管理などが含まれる。
組織は八つの実働部隊で構成され、各部隊は約百名の戦闘員と数十名の後方支援要員を有する。
総勢はおよそ千名規模と推定される。
部隊は独立行動を基本とするが、広域災害級事案発生時には複数部隊による合同作戦が編成され る。
指揮系統は階層化されており、各部隊長の上位に総局指揮官が置かれる。隊長は隊服の左腕の袖口に金の八咫烏が刺繍されている。なお、総局指揮官の任命方法および任期は非公開とされている。
怪物の発生源は人間の負の感情とされ、強い怨嗟や絶望、怒りなどが一定の条件下で異形化する。
発生直後は低位個体であっても、放置すれば人を捕食し、知能と身体能力を獲得しながら段階的に進化する。
特に女や子供を捕食した個体は、著しく能力が向上する傾向にあると確認されている。
また、怪物を完全に消滅させるには、心臓と脳の同時破壊が必要とされる。
いずれか一方のみでは活動を停止しても再生する可能性が高い。
対象が塵状に崩壊するまでをもって討伐完了と定義する。
戦闘は、構成員各自の能力によって具現化される武器を用いて行われる。
能力の発現形式は個人差が大きく、銃火器、刀剣類、拘束具、特殊兵装など多岐にわたる。
武器は精神状態と連動して変質するため、継続的な精神訓練が必須とされている。
新規構成員は適性検査を経て選抜される。
能力発現の兆候が確認された者は、身分を秘匿した上で約三年ほどの段階的な訓練課程に組み込まれる。そして、基礎戦闘訓練、能力制御訓練、対怪物戦術講習を修了後、実働部隊へ配属される。
八咫烏は能力の鍛錬を最優先方針とする。
装備や物量よりも、個々の適応力と戦闘判断力を重視する傾向がある。
怪物事案は通常、自然災害や凶悪事件として処理される。
現場の映像・記録媒体は速やかに回収され、必要に応じて改竄または削除が行われる。
一般市民が怪異の存在を認識することは想定されていない。
なお、過去に組織運営を巡る重大な方針変更があったとする記録が残されている。
当該変更の詳細およびその後の影響については、現行資料上、報告されていない。
主人公・羽黒克斗
17歳 高校二年生 第八部隊隊長
克斗のバディ・尾上喜助
23歳 第八部隊隊員
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