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フィンスターメル  作者: 月野こめヲ
ソラ編
8/28

【ep8】ソラと世界と彼女の夢

セリアと名乗った帝国の魔法使い

特級っていっていたし、相当な偉い人

そんな偉い人と外で立ち話もよくないとおもい

咄嗟にいってしまった


「あ、あのセリアさん!シチューはいかがですか!?」

「えっ…あ、あぁ」



セリアさんは気品な立ち振舞いで座りかたも綺麗

まさに大人の女性、すらっとしている

私たち魔法使いはその保有する魔力、創造力により

成長速度が異なる、だから大人の姿は憧れがある

それだけで凄いということだ


「あの翼を生やした者は何者ですか?」


暫く黙って何故か三人で食卓を囲んでいたが

ミシェルが痺れをきらした

セリアさんは、シチューを一口飲みゆっくりと

スプーンをおいて私たちをそれぞれみて溜め息をつく


「…まぁ見られたからには仕方ないか

アレはイビルーズ、通称悪魔の子だ」

「イビルーズ!?」

「イビルーズって???」


ミシェルは驚いて立ち上がったが

私は何か判らず首をかしげた


「あー、えーと、ターマナブル神話授業でならうわ」

「そうなんだ…」

「このソラにあるはずのない地上の人々をイビルーズって呼んでるけど…じゃ、じゃあまさか月の民も存在するんですか!?」

「我々も詳細はしらないがそれと思われる存在がいるから私が追うことになったんだ」


いつのまにかセリアさんはシチューを食べおえていた

置いていた装備を手に取り代金をおいた


「ごちそうになった。これでいいかな?」

「えっ、あっはい…」

「2人、いや剣も合わせて3人か君たちにイビルーズがもしも干渉してきたら教えてくれ」


そういうとセリアさんは魔道具の蝶のベルをくれた

この辺りのソラでは流通してないが、鳴らしたときに

登録されたものに位置を知らせることができるのだ

その距離はほぼ無制限の代物が蝶のベル


「私は帝国に帰るがくれぐれも今日のことは他者に伝えるな、混乱を生むからな」

「は、はい…わかりました」


そういってセリアさんは店を後にし夜の空を飛び立った

まるで流れ星のような速度で


「ミシェル?これヤバいのに巻き込まれちゃった?」

「まぁ…でもソラを探求する者としてはワクワクする」

「それって…」

「これは偉大なる魔法使いフィンスターへの導きかもしれないわ、メル!私久しぶりに興奮してるの!」


ミシェルは興奮するように急に語りだした

学園で学んだターマナブル神話について

フィンスターのこと、月の民のこと

そもそもこの世界のこと、学園で習うことを

私の知らないこと、知ろうとするのを諦めたこと


「あぁ~!神話なんて作り話だとおもってたわ!」

「私全然知らなかったよソラの下、ソラの上のこと」


暗がりの部屋の中、ベッドの中で話をする

ほほづえをしてこちらの顔をのぞきこむミシェル


「ねぇ…メルだって昔はフィンスターになるって

いってたじゃない」

「いってたけど~」

「知りたくない?この世界のこと…

それに、フォレア君のこと」


知りたくないといったら嘘になる

私の想像より大きなものが絶対にそこにある


「メル、私はフィンスターを目指してる、あなたは?」

「わ、私は…この店をやれれば…」

「本当に?それでいいの?」


布団をかぶり顔を隠して見られないようにした

小さな言葉でなりたいと少しつぶやいちゃったけど

直ぐにキャンセルするように声を大きくして


「うぅーーん!わからないよぉ!もう寝る!」

「そう…あっ明日は私の買出しに付き合って」

「うぇ?!うーん、わかった…」

「じゃあおやすみメル」


その夜は夢をみた…小さい頃の夢だ

私は魔法が本当に下手くそだった

それは今もあまりかわらないが

どこかのソラで大きな光る舟にのっていた

もう記憶もうっすらしか残ってないし

そこがどこかも判らない、ただ私はここで

フィンスターになることを諦めた

なんでだったかは全く思い出せない



「さて、メル準備はできた?」

「出来たよ、風の花も売り切れちゃったし私も買出しとか素材集めなきゃだしね」


家の鍵を閉めて、ほうきにまたがる

風は良好、ソラ旅日和だ

荷物を積めてもしもように防御魔法を展開しソラを飛ぶ


浮島になれなかった残骸などをよけながら

まだ名前もついてない浮島などを横目に

ソラ旅を満喫する


「風も気持ちいいねぇ~」

「これなら魔女村の島も、すぐに到着できるわね」

「私、魔力薬つくる素材探したいー」

「私は村の島に隣接してる火蛇島にいくわ」


魔女村の島は魔法使いがたくさんあつまって

自分達が作るオリジナルの魔法を売りあっている

隣接してる火蛇島はマグマも山も浮いている

マグマがとぐろを巻くように山を囲っているから

火蛇島と呼ばれている


「見えてきた!魔女村の島と火蛇島…!」

「ん?なにかこちらにきてない?」

「え?」


それは火蛇島に生息する火の鳥の魔法生物

フレアバードの群れだった

あまりの数に防壁も簡単に破られてほうきは燃えて

消失してしまった


「!!め、メル!?大丈夫っ!あっ!」

「ぅぎゃ~っ!」


私は落下し荷物もいくつか落としてしまったが

魔女村の島の森の中に落ちた

ミシェルは、もみくちゃにされてどこかへ

いってしまった完全にはぐれてしまった


「いたた…あっ!?え、フォレアもどっかいっちゃった!?」


魔女村の島の森とはいえ

この中にもそれなりに狂暴な魔法生物がいる!

村に無事にたどり着けるの私─!?


「ひぇぇ…どうしよー…」


つづく


読んでいただき有難うございます!

色々言葉がでてきましたが設定もりもりです!

いずれわかるようにしていきます!

次回は森脱出大作戦!

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