【ep7】帝都の魔法使い
風島でギラを倒して、予定よりは少ないけども
風魔法のもと、風の花を入荷して販売しはじめました
風の花入荷の看板バルーンも風魔法で浮かせて
今日も元気に魔法商店カトレアの開店だ!
「いらっしゃいませー!風の花入荷しました!」
「……だーれもこないわね」
今回は売れるはずと友人のミシェルを店の手伝いに
呼んだのだが、ミシェルは机に顎をついてだれている
私はからまわった元気の捌け口に悩みながら
笑顔のまま、硬直して同じようにだれる
「なんで~!?あんなに討伐祭でも目立ったのに~!」
「はっ…!すべてわかったわ!メル!」
「えっ!なに?」
「帰っていいかしら?」
「だめぇ!来るから!お客さん!来るから!」
カランカラン─
店の入り口の鐘の音がなる
二人は驚いてドアの先をみた
模様の入ったマントに身を包んだ女性がいた
なぜか顔はフードで隠している
短めの銀の髪が特徴的な人だった
「いらっしゃいませー!」
私はいままでの中でも最高の笑顔でいった
ミシェルも立ち上がったが、なにか少しだけ表情が固い
お客様は笑顔で迎えてほしい!
「店員さんか?バルーンにあった風の花はある?」
「はい!最近入荷しました!」
「ちょうどよかった…飛行島の魔力がきれてて
魔力切れで困ってたんだ」
「それはそれは!では束でお売りしますよ~」
飛行島とは各地を旅するものが好んで使う
長距離移動する際に使う浮島で移動速度が早いものだ
お客様はメルが思うより更に買い足し
気前よく支払いもしてくれ
少しだけ店内を見回してから、そのまま退店した
その後わりと轟音をならし、飛んでいった
「ねぇねぇミシェル~うれたー♪」
「はいはい、良かったわね」
「…なにかご不満でもあるのかなぁー?」
「ないわよ、驚いてるだけ、だって見て外」
バルーンにつられたのか、先ほどのお客のおかげか
何人かがホウキで店に向かってきていた
「わぁこれは今日は忙しいぞー!ミシェルよろしく!」
「まぁ課題クリアのお礼くらいにはね、がんばるわ」
その日は風の花を求めて数名のお客様がきて
ここ最近いや、はじめてカトレア店は繁盛した
~
夜も更けて店終いしようとバルーンを回収する
そのうちの一つが何故か割られていたが
まぁお客さんがぶつかったんだろう
「お疲れ様ミシェル~ありがとうね」
「ふぅ慣れないことは疲れるわね、今日は泊めて」
「ベッド一つしかないけど」
「そんなの魔法で創造するわよ」
そういうとミシェルは杖をだし
ちょっと豪勢なベッドを魔法でだした
ライスマンと呼ばれる謎のキャラクター
ぬいぐるみ付きで…好きなんだろか?
「水場、借りるわよ~」
「どうぞー」
ミシェルが身体を洗ってる間に
鼻歌まじりで私は今日の売り上げを計上したり
晩御飯をつくったりしていた
「メル、楽しそうだな」
「うん~♪毎日こうならいいのに」
店内の内側に隠してる魔法剣フォレアと話す
万が一にでも見られて売り物だと思われたらまずいしね
日中は黙って隠れてもらってる
「メル、日中は言えなかったが…
今日最初にきた客だが、かなりの手練れだ」
「えっ?そうなの?」
「やっぱりー?フォレア君さすがね」
奥から水浴びを済ませ髪を乾かしながら
ミシェルが会話につづく
私はそんな2人の話を聞きながら料理を机においた
トロトロ雲シチューだ
とろけるトロトロ雲をまぜた私の得意料理
「久々ねこのシチュー、美味しいわよね」
「うん…で?最初のお客さんがなんかすごい人なの?」
ちょっと暑いので口ではふはふしながら食べる
ミシェルは口にいれながら、はにかみこのトロトロが
たまらないみたいな顔をした、わかる
「たぶんあの人、帝都の魔法使い」
「帝都ってあのフィンスターも所属してるって
噂の島の?」
「ええ、グランダム帝国の島の所属だわ」
「そのような者が魔力切れ…相当な戦いのあとか?」
私はちょっとだけドキドキしながら話をきいて
シチューを、たべる手を止めた
スプーンをおいてミシェルは少し険しい顔をした
「学園があるとはいえ、この辺りのソラは島は少ないし、帝国が動くほどのことがあるとは考えにくいわ」
「もしかしてフォレアを探してるとか!?」
「それは考えにくい、我のことも気付いていたし」
「え、そなの?」
どぉん!!!─
急に遠くで大きな音がした数秒後に家全体が
揺れるような衝撃がはしった
轟音で家が傾きかけたが、家の雲がささえてくれた
私とミシェルは家の外にでる
上空で稲光のようなものが光ったかとおもうと
煙まみれになり怪我をおった悪魔のような少女が
翼を生やし高速でこちらに向かってきた
「災いの主!お前がいないと─!破壊が目覚める!」
「へ?」
それだけいって悪魔の少女は直ぐに逃げていった
そう追われていたのだ。逃げてすぐ話してた帝国の人が続けざまにこちらにきた
「店員さんたち、あれに何もされてないか?」
「あっはい大丈夫です」
手には杖ではなく大きな槍
悪魔の少女が逃げた方角をみてから
あっけにとられる私たちをみてフードをおろし
鮮やかな銀の髪、銀の瞳でこちらをみた
「失礼、名を名乗ってなかったね…
グランダム帝国所属特級魔法使い
セリア・マーブルだ」
セリアと名乗った帝国の魔法使い
それに追われていた悪魔の少女がいってた
災いの主って?なにかわけわかんない大きなことに
巻き込まれていくそんな感じかした一夜だった─
つづく
みていただき有難うございますー!
なんだかすこし大きな事態になりそうな!?
次回も宜しくお願いします!




