1.ええい、主人公のユニークスキルは化け物か!
特定個人が一生強いゲームが人気になると本気で思ってらっしゃる?
はい、どうも!|(気さくな挨拶)
自主企画も無事に過疎ったし、代表作は更新しても応援ポイント付かなしで暇になったからクソエッセイを書いて発散しようというわけですね(ゴミ)
ちなみに「SAOはクソゲーでつまんないんだよぉ!」って逆張りがしたいわけじゃないことは心に留めておいてください。
このエッセイは「VRMMOモノを書こうと思っている人」や「VRMMOモノが好きでない人」に対し「こんなシステムならやってみたい人も増えそう」とか「こういう理由で好きになれないんじゃない?」という一つの答えを提示できればと考えています。これから書くこと、オンゲをやったことのある人なら結構分かってもらえるんじゃないでしょうか。
オンゲやってない人はまず「PSO2NGS」で検索しましょう。お前もアークスにならないか?
では、メインの話へ行きましょう。
SAOには『ユニークスキル』というものが存在しています。
主人公キリトの「二刀流」、チートク……もといヒースクリフの「神聖剣」。どちらもゲーム中で一人しか使えないと明言されています。この時点で「商業用に出てたらクソゲーだな」としか。
何故か? それは「先にスキル取った奴に、後発プレイヤーが一生追いつけない」からです。
商業用に発売されたら、「あ、面白そう!」とか「気になってはいたけど、大人気だし買っちゃおう」という感じで、キリト達よりも後からゲームに参入してくるユーザーがかなり沢山いたと思われます。そんな後発ユーザーの中には「よし、これからどんどん強くなっていくぞ!」という攻略意識の高いプレイヤーも当然いるわけです。
ところが実際には超強いスキルは古参が既に取っていて、自分に取れることは未来永劫ない。どれだけ頑張っても、最上位層に追いつくのは不可能。ましてその超強力スキルはPvPでもフルスペックで使用可能。
控えめに言って終わってます。こんなゲームを頑張って攻略しようなんて人は少ないと言わざるを得ない。
私が「デスゲームだから許される」と考えている理由はこれをそのまま真逆にしたもの。「デスゲームでは後発プレイヤーが一切入ってこない」から。
例えば、
・始まりの街に引きこもっていたプレイヤーが「いや、やっぱり命を懸けて攻略しよう」と思い直す可能性。
絶対いないとはそりゃ言いませんが、限りなく低いと思いませんか。だって日ごと死亡者名簿が増えていくんですよ、最初に怖気づいた人がそれを見て勇気を出すのは基本無理でしょ。
さらに、
・稼働初日以降に、SAOを新しく始める層
これも皆無と言って良いはず。デスゲームと化したSAOはニュースでも大きく取り上げられるでしょうし、全国規模で回収されるでしょうから。「あっ!ナーヴギア!|(某格ゲーCM並感)」とか言ってSAOを起動するような人は想定しなくても良い。
後から始める人がいないのなら、先発プレイヤーがどれだけ強いスキルを独占しても良いでしょうよ。
後の話にも書きますが、SAOの作者さんはこういうところで優れたバランス感覚を持っているから大ヒットした、少なくとも私はそう考えています。
次回、
2.そんなシステム、修正してやる!!
に続く。