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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2023  作者: メラニー
1月
7/365

7 年男年女

 こんにちは。


 後からこじ付けているだけと言われればそれまでだけれど、年男年女は災難が振り罹りやすいって、けっこうあるあるなんじゃないかな?と思っている。

 まぁね、気にしているからどんな些細な不幸や失敗もこじつけてしまっているのかもしれない。本当にそれはそうなんだけれど……。

 家族に兎年がいまして。その家族が今日財布を落として帰って来ました。


 いやー、もうね、本人が一番悔やんで反省して自分を責めているだろうから、何も言わないけれど、どうしてちゃんとしなかったの?と言いたい。言わないけれど。言わないのが大人。


 日常的に使っている容量の小さいバッグのファスナーを、いつも開きっぱなしになっている気がするし、外では閉めているというなら、なんで今日に限って零れ落ちるような開け方をしていたの?と聞きたい。言わないけど。

 でも……そうなんですよね、後悔する事ってだいたいが「今日に限って」って言いたくなる状況下で起こる。開けっ放しで今まで平気だったのが今日に限って。いつも閉めているのに今日に限って開いたままだった。今日に限って何かしらの敗因がある。


 気を引き締めないといけないという事でしょう。特に年が回って来た人は12年に一回くらい緊張を持って生活しなさいという事だろうか。

 向かい干支は守ってくれるらしいけれど……私は向かい干支の年、良い事あったかなぁ?おぼてえないなぁ。人って、身に降りかかった悪い事は覚えているのに、良い事は忘れてしまうものなんですよねぇ……

 あぁ、今早見表を検索して見て来たけれど、私の向かい干支の年は最大に不幸なことが起こったていました。6年に一度は気を引き締めて生活をしないといけないのかもしれないです。


 迷信だろうけれど、そうやって生活をして悪い事は無いでしょう。……そんなこと、財布を落とした本人には言えないけれど。


 見つかるといいなぁ。日本は帰って来る率が高いと言うけれど、私は財布が帰って来たことが無い。中身は良いから、財布だけでも返してほしかったのになぁ。無常。


 皆さん、財布お気を付けください。



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