獣人奴隷
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「ヴェール様こちらの方々はどうします?」
「もう少し寝かせてやれ」
俺達はモンスターに襲われていた少女たちを保護していた。
「ここは・・・・」
「起きたみたいやな。大丈夫か」
「はい。助けていただきありがとうございます。」
「お兄ちゃん達が助けてくれたん?ほんまありがとう!」
「獣人かぁぁー」
二人の耳は猫の耳と犬の耳が付いていて尻尾まである。
おまけに首には主従の輪が付いている。
「お二人のお名前は?」
「私は猫人族のアルナです。」
「うちは犬人族のサシャやで!お兄ちゃんたちは?」
「俺はヴェールだ」
「私はメイリーンです」
「で、お前たちの主人はどこに?」
俺がその質問をしたら二人は耳も尻尾も垂れ下がってしまった。
どうやら本当に面倒事に巻き込まれたらしい。
「ヴェールさんメイリーンさんお二人にご相談があります。私たちの主人であるアストレア侯爵は倒して頂きたいのです。」
「ちょっと待て、、アストレア侯爵って四大貴族のうちの一つだぞ」
「そうなんやけど、ご主人様はうちらみたいな獣人を奴隷にして暴力・強制労働・性欲の処理や人身売買などで稼いでるねん。アルフェード王国にも奴隷制度はあるねんけど奴隷にも人権があって法律もある。」
「なるほど。。アストレア卿はそれを犯しているということか。」
「ヴェール様確かにアストレア侯爵は最近良い噂を聞かないです。」
「頼むよ兄ちゃん」
「分かったよ。。。。やっぱり面倒事に巻き込まれる運命だったんだ俺は。。。。とりあえずアルフェードに向かおう」
なんで俺がこんな目に・・・・・・・・・・・・・・
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