最終決戦
「ヴェール君。君は少し調子に乗りすぎた。ここで朽ちなさい」
アストレア伯爵の周りは業火が纏う。
「『炎帝新農』」
ヴェールは今唯一の弱点の水の召喚獣レヴィアタンが一時休戦状態
氷との相性は最悪だ。
「『業火の薔薇』」
「『氷箱』」
やはり氷の防御では負けるな。
でも、数を打ちレヴィアタンの回復を待つしかない。
「君も切羽詰まってきたね。これで終わりかな?『業火の花』」
「『冥王の防塞』」
なんだこれは!?!?
《遅くなってごめんね~!そこにいたエルフの女の子も避難しているよ!》
「サタン!セイレーン!」
「主、遅くなったのじゃ。すまぬ」
「援軍ですか・・。まぁいいでしょう!」
アストレア伯爵の攻撃は止まらない。
《『風雷剣』》
《君も立場を理解した方が良い。僕の友達を傷物にしたんだ生きて帰れるかな》
「『氷の死の槍』」
「氷攻撃は私には無意味ですよお嬢さん。『炎炎』」
やはり火には勝てないのか・・・。
「ぐはっ・・・。なぜ・・」
「貴様も貫通スキルの持ち主じゃろ。ならば理解はできるな」
「さぁ、どうする。このままやるかそれとも身柄を渡すか」
「私があなた方に負けるはずがないでしょう」
「良い耳を持ってなかったようだな。『氷の世界』」
「君も諦めが悪いようだ。『業火の薔薇』」
「俺が何も考えずに打つと思ったか?『巨大氷柱』」
「な、、なんなんだこのデカさ」
ヴェールの『巨大氷柱』がアストレア伯爵に迫る。
巨大な爆発音と共に煙が立ち込める・・・・。
「はぁ、、はぁ、、これは少し効きましたね・・・。」
「お前もゴキブリ並みの生命力だな」
「これで終わりにしましょう。かの者を滅する火よ我に今一度力を『業火』」
「そっちもその気なら。円環の理に触れ全てを無に返せ『雪国』」
《冥王。ここはすこし引いた方が良さそうだね》
「主。。」
「全てを塵に燃やせ『業火ー大炎上』
「眠れ永久に『獣氷虎の一撃』」
両者の技がぶつかり合う。
先程とは比べ物にならないくらいの大爆発
「グヘッ・・。」
「「「主!」」」
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