王様
マルタVSサタン・セイレーン
「妾の主を愚弄した罪を受けよ」
《僕の友達に手を出したんだからわかっているよね?》
マルタ達はサタンとセイレーンの気迫にかなり押されている。
かなり早くに勝負がつきそうなことで・・・。
「うるせぇ!あんな無能の召喚獣に俺たちが負けるわけないだろう!」
「口を慎め。人間が・・。妾の主をまだ愚弄するか・・・。」
「あんな無能が主とはお前も残念だな!そうだ、俺達と一緒に来ないか?」
《君、それ以上口を利いたら死ぬよ?気をつけな》
「なんだよガキが!ガンマ、リア、ティア行くぞ!」
「「「おぉぉぉーー!!」」」
「『金剛』『拳の暴風』」
ガンマが特攻隊として果敢に攻めに行く・・・。
しかし
「『冥王の防塞』」
すべてサタンの防御に阻まれる。
《冥王の技を使うと昔を思い出すね~!じゃ、反撃だ!『風雷剣』》
風と雷の剣がマルタ達を襲う。
「ガンマ!!」
「『鉄塊』」
セイレーンの攻撃はガンマの鉄塊すら貫通する。
剣は30本出現しそのうち20本はガンマに刺さっている。
しかし、ガンマは倒れない。前衛での役割は果たす。
「「「ガンマ!!」」」
全身から赤い血が大量に流れ。体中は穴だらけ。
「妾の主を愚弄した罪じゃ。消えろ『冥王』」
サタンの発した攻撃でガンマを微塵も残らず細切れに肉片だけが散らばる。
「ガ、、ンマ・・。お、、、いティア、回復を。早く!!」
「マルタ・・・。もう無理よ・・・。」
「心配などいらぬ。貴様らもすぐに後を追わせてやる」
《来世は友達を大切にしなよ!》
「止めて下さい・・。なんでもしますから・・・。」
「私たちはマルタに操られていたんです!なのでどうか私達だけでも・・・。」
「お前たち何を言ってる・・・。俺はそんなこと言ってないだろ!!!」
醜い争いだ。
「醜いな。安心するがいい貴様らは問答無用で地獄行きだ」
《じゃ、やろっか。冥王》
「久しぶりじゃが何とかなるだろう。」
サタンとセイレーンが手を取り体を寄せ合う。
《我達の他に王はいらぬ》
「我達の邪魔する者居ればその者の命を刈り取る」
《合成精霊妖術》
「『王の玉座』」
サタンたちの攻撃後は新しい細切れの肉片が増えていた。
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