過去との闘い
無事に潜入出来たヴェール達。
「よし、作戦開始だ。出てこいダークアイ」
〚お呼びですかご主人様。〛
「お前にはメイリーン達と囚われた奴隷たちを探し救出してくれ」
〚かしこまりました。〛
「メイリーン。何かあればダークアイに言ってくれ。あと、無茶な事はするな命を大事に行動してくれ」
「「「はい!」」」
「じゃ行くぞ!」
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「サタンレヴィアタン。邪魔する奴は容赦は要らない。蹴散らせ。おそらくアストレア伯爵は最下の奥の部屋だろう。そこからやばい気配がする。」
「わかったのじゃ。」
「かしこまりました。」
「誰だお前達!侵入者だ!捕らえろ!」
「いきなりか・・・。『氷の死の槍』」
出てくるのは下っ端ばかりか。ウォーミングアップにもならん。
俺たちの通った道は赤い氷の道が出来ていた。
「こいつら強すぎる。鬼だ。『氷鬼』だ・・・。ぐへっ。」
「主。こやつら主の事『氷鬼』と呼んでいたな~。カッコいいではないか」
「ええ。ご主人様にお似合いです」
「やめてくれよ」
内心すこしカッコいいと思ってしまった。
「止まれ。誰だそこにいるのは」
「バレていたか・・・。久しぶりだなヴェール」
「お、お前はマルタか」
「ここから先は通せなねぇ。行きたきゃ俺達を倒せ」
そこにはかつてパーティーを組んでいた『銀翼の水鳥』のメンバー達が揃っていた。
「マルタ。今のお前では俺に勝てないぞ。」
「なんだとふざけるな無能がよ!お前は全反射しか取り柄の無い奴が大口叩くな!」
「サタン、レヴィアタンここは俺に任せろ」
1対4
数では圧倒的に不利だな。
「ヴェール・・・。死ねぇぇぇぇ!『光の槍』」
「そんな威力の無い技効かん。ノアストーテ!吸収」
「俺の『光の槍』が消えた・・・。」
「リリース」
『鉄塊』
ガンマの鉄塊で全て弾かれた。
「まぁー、そう上手くいかないな」
「次は俺だヴェール!『拳の雨』」
「反射」
ガンマの攻撃は反射され自らがくらう。
「やっぱり厄介なスキルだぜ」
「もう終わりか?では、俺が行くぞ!『氷の時雨』」
マルタ達に氷の雨が降る
マルタ達は氷の雨に貫かれはぼ立ててない状況。
「お前たち弱いな。」
「「「なんだってーー!!!」」」
「無能のくせにうるせえよ。ティア回復だ」
「はい!『癒しの光』」
「こうなったらあれを使う!我を導き神の光よ我に力を与えたらん『光の渦』」
「精霊妖術か・・・。いいだろう!俺も見せてやる。円環の理に触れ全てを無に返せ『雪国』」
精霊妖術同士の戦いは強い方が勝つ。
「あの、ヴェールが精霊妖術だと」
「神の導きに反する者を駆逐せよ『神の怒り』」
「眠れ永久に『獣氷虎の一撃』」
その場に大きな爆発が起こる。
何度も言うが精霊妖術は強いものが勝つ。
「「「マルタ!!!」」」
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