アルフェードに着く
「ヴェール様」
「ヴェールさん」
「兄ちゃん」
「ちょっとここに正座してください。」
「え、いや、なんで?」
「いいから早く」
「は、はい」
俺はこの後3人にすごく怒られた。
サタンが良くて私達はダメなんですか・・・。何のことかさっぱり・・。
説教が終わり身支度を済ませアルフェードに向かう。
「兄ちゃん、この山抜けたらアルフェードに着くで!」
「わかった」
大きな壁。周りには綺麗な湖に囲まれ出入り口は1つしかない。
「警備は完璧って事か・・・。」
「主。下から嫌な気配がするのじゃ・・・」
「俺もそれは感じていた。夜にでも探検だな」
1つしかない出入り口で検問を受ける。
「はい。とまってーー。身分証の提示をお願いします。」
俺とメイリーンはギルドカードの提示をした。
「はい。おっけー。あとはその子達だね。主従の首輪ねご主人はあなた?」
「いや、違うがかなり深い訳があるが・・・。」
「そうなの?一応鑑定だけさせてね」
検問員は鑑定の魔法をつかった。
「え・・この子達アストレア様の・・・。」
「こいつら脱走してアストレア様から俺たちに依頼があったんだが・・・。」
「あ、そうゆう事でしたか!お疲れ様です。お通り下さい」
2人には悪いことしたかな・・・
「アルナ、サシャ、さっきはあんな嘘ついたけどお前たちは必ず助ける。任せろ」
「はい、信じてますねヴェールさん」
「兄ちゃん・・・。ありがとうな」
「とりあえず宿を取ろう。今日は休憩だ昨日は寝れなかったからな~」
「妾とアツい夜を過ごしたからじゃな~」
「サタンと・・・アツい・・・」
「3人共落ち着けよ・・な!な!」
「今日は私がヴェール様と同室でいいなら許しますが」
「いえいえメイリーンさん。今回は私が」
「違うで。今回も次回もうちやから」
「主。小娘の醜い争いが起こっているな~。滑稽じゃな」
「んいや、お前のせいな。」
頼むから。今日は寝かせさせて。
探検を行かないといけないし
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