召喚獣の特訓②
〚ご主人様。この付近にはモンスターはいません。奥に少し進みますか?〛
「そうだな~。少し行こうか」
「妾は主にどこまでも付いていくのじゃ///」
なぜかサタンの顔が気持ち赤くなっているように感じた。
・・・・なんで?
〚ご主人様。前方よりモンスターの集団がおよそ40〛
「40かぁ。少し多いな今回は俺も参加しよう。」
「主と妾の初めての共同作業じゃな」
「そんな冗談言ってないで準備だ」
数秒後、前方にモンスターが現れた。
今回はリザードマン20とエメラウルフ20
「エメラウルフは早くて攻撃力が高いから厄介なやつ。だが、あいつの角は薬品の材料の為高く売れる。」
〚ご主人様。エメラウルフは私にお任せください。〛
「わかった任せた。しかし、危なかったらすぐに俺たちを呼ぶんだぞ」
俺たちは各役割を決めモンスターと向かい合う。
「一瞬で終わらせてやる『氷の世界』」
俺は『氷の世界』でリザードマン10体を氷漬けにして片づけた。
「あっけないな。」
「さすが妾の主じゃ。さて、『氷の時雨』」
サタンもリザードマン10体がただの肉片となっていた。
〚次は私の番ですね。覚悟しろ犬。〛
ダークアイの体からすごい量の光が溢れる。
〚地に返り屍を曝せ『暴風の檻』〛
エメラウルフの周りを暴風が起きエメラウルフ達に迫る。
〚切り裂け『セイレーンの鳴き声』〛
その瞬間ウルフ達が細切れになっていく
「ほぉー。精霊妖術じゃな。主よダークアイは風の精霊の加護受けているのじゃ」
「まじかよ。心強いな。」
本当に中級の召喚獣かよ・・・。
〚〚〚ご主人様!!〛〛〛
その声がした瞬間、腹に1本の槍が刺さっていた。
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