アルフェード王国へ
「おかえりなさいませ~。お部屋のご準備はできてますよ!」
「ありがとう。」
なんだか今日1日長い1日だったなっと振り返りつかれていたので床に就く事にした。
「って、なんでお前は陰に戻らないんだサタン」
「主よ神級以上の存在は主の影に戻らなくても問題はない。こうして妾と一夜を共にできるのじゃ。嬉しかろう」
「なんでもいいから俺から離れろ。」
無理矢理サタンを引き剝がす。
疲れていたのかすぐ意識が落ちてしまった・・・・・
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俺は眠たい目を擦りながら起床し違和感に気付く。
「なんか重たい・・・」
俺の右にサタン左にメイリーンその隣にアルナ上にはサシャという意味が分からない状況で一瞬で目が覚めた。
「「「お前ら何で此処で寝ているんだ!!」」」
「おはようございますヴェールさん」
「おはよう兄ちゃん」
「おはようございますヴェール様」
「主よ目覚めが早いんじゃな」
「とりあえずおはよう。で、これはなんなんだ」
全員起こし状況の整理をすると
俺の部屋でサタンが一緒に寝ている所をサシャが見て2人に報告「うちらもいこうよ!」となりぞろぞろとやってきたという訳だ。
「はぁー、まぁーいいか。早く準備してここ出るよ」
俺たちは宿から出て村の出口の方へ向かう。
「旅の御方。少しいいかい?」
「婆さん。なんだ?」
「この魔道具を持って行きな~。この魔道具は召喚獣と意思疎通がとれる魔道具じゃよ。」
「意思疎通がとれる?」
「例えば召喚獣が見ている景色。考えていること。召喚獣が聞いていること全てがわかるようになる」
「便利だな~。ありがとう婆さん。」
「気をつけてな」
婆さんと別れ村を出た所でふと思った。
「お前たちは戦えるのか?メイリーンが戦えないことはもう知っているが・・・。」
「ヴェール様。私は戦えないですが回復魔法ならある程度使えますよ。ヴェール様が強すぎて使う機会が無かっただけです。」
「返す言葉もない・・。」
「私は弓が得意で魔法も少し使えるくらいです。」
「うちは剣じゃなくてこの爪を使うねん!」
効くの忘れていた俺が悪いがみんな意外と戦えるんだな。
「そうか。じゃとりあえずアルフェードに着いたら武器を買おうか」
俺たち5人はアルフェードに向かった。
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