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第130話 TVアニメシリーズ「モノコックウェポンズ・フラウ MW:F」第7話「温泉大騒動!」

第130話 TVアニメシリーズ「モノコックウェポンズ・フラウ MW:F」第7話「温泉大騒動!」



 「モノコックウェポンズ・フラウ MW:F」


 オープニングアニメーション。


 オープニングテーマ、「Klein×Klein」が流れる。


 ×  ×  ×


第7話「温泉大騒動!」


 ×  ×  ×


 夏。


 海。


「うふふふ! あははは!」


「フヒヒヒヒ! フヒヒヒ!」(笑い声)


 どこまでも続く白い砂浜。楽しそうにビーチを走っていく水着の翠とコビ子。足元を走る、疾風、コルデ、ベイズ。


 疾風、コルデ、ベイズも水着姿のボディに換装している。


 みんなジャンプして海にどぼーん!


 その後水を掛け合う。


 アニメお約束の水着シーンを想像してください。


「冷たいけどたのしいねぇ! コビ子」


「フヒヒッ! 来て良かったでござるな! 翠!」


 ぱちゃぱちゃ泳ぐコルデ。


 華麗なクロールを見せるベイズ。


『ごぼばごばごばごばごぼ……』


 沈む疾風。


「疾風!」

 大変と、疾風を拾い上げる。


『助かりました翠……水泳は苦手です……』


「みなさーん!」

 と、呼ぶ声。小百合の声だ。


 浜辺に立っている旅館の着物姿の小百合(今回のゲストキャラ)。


 小百合の横に浮いているモノコックウェポンズ・フラウ青龍(今回のゲストキャラ)(メカデザイン古川海司)。


「お食事の準備が出来ましたー! どうぞお風呂に入ってください」


『わーい、お風呂なのー』


「フヒヒッ、ヒャッホーでござるぅ!」


 次々と海を出て、砂浜へ走っていく全員。


 どうして皆海に来たかというと?


 ×  ×  ×


「フヒヒッ、招待状?」


 翠の家のポストに手紙が届いたのだ。


「この手紙、温泉旅館の宿泊券と、電車の往復切符が入ってる」


『敵のエーテル体の罠でしょうか?』


「うーん。それならわざわざ宿泊券まで寄越すかな? なんだか手が込みすぎてるし……」


「フヒヒ。この手紙字がとっても綺麗でござるし、電話番号や、スマホの通話アプリのIDまで書いてあるでござる」


「アプリで通話してみようか」


 アプリでコンタクトを取る翠。


 無料通話に出る小百合。温泉旅館に招待する旨を伝える。


「私もエーテル体のパートナーなんです。パートナーの青龍から、皆さんの噂は聞いていて……」


「あ、そうだったんだぁ……」


 招待に応じることになったのだ。


 ×  ×  ×


 海上。


 浮いている浮き輪。


 浮き輪に腰掛けているアーティファクト。(アーティファクトも疾風たちと同じサイズの小人)


 麦わら帽子をパラソル代わりにしている。


「……。たのしい」

 と、口元に笑みをつくるアーティファクト。


 ×  ×  ×


 旅館の温泉。露天風呂。


 お風呂に入る、翠、コビ子、疾風、コルデ、ベイズ。


「はー極楽極楽」

 翠、胸にアニメ特有の謎の光が入る。


「フヒーッ。気持ちいいでござるなー」

 コビ子、意外にナイスバディ。胸にアニメ特有の謎の光が入る。


『ごぼばごばごばごばごぼ……』


 沈む疾風。


「疾風!」

 大変と、疾風を拾い上げる。


『助かりました翠……水泳は苦手です……』


「お風呂なんだけどなぁ」


 ×  ×  ×


 旅館の部屋。


 食事を配膳する小百合と青龍。


「どうぞ!」


 超豪華な食事。伊勢海老などに、キラキラしたエフェクトが入る。


「うわぁ」


「フヒーッ」


 感動する、翠とコビ子。


『翠ばっかり羨ましいなの……』


 と、コルデ。


 羨ましそうなMW:Fの3人。


 そこへMW:F用の小さなお膳を持ってくる青龍。


『あんさんたちには、こっちや』


 青龍。関西弁キャラ。(メカデザイン古川海司)。


 お膳の上には単三電池。キラキラしたエフェクトが入る。


『これ、ニッカドバッテリーなの! 超ごちそうなの!』


『いいんですか? こんな高級品』


『我、感動』


『ええんやええんや、皆お客様やさかいなぁ。たーんと召し上がれ!』


『いただきまーす』

 と、全員。


 楽しそうな食事シーン。


 ×  ×  ×


 露天風呂。


 アーティファクト、空から舞い降りてきて、風呂に浸かる。

 

 肩までつかって手足を伸ばすアーティファクト。


『……。極楽』 


 幸せそう。


 ×  ×  ×


 食事を終えて大の字になって寝ている全員。


『しあわせー』

 と、全員。


 そこへ、小百合と青龍がやってくる。


 翠、コビ子、疾風、コルデ、ベイズ、全員慌てて姿勢を正す。


「今日は当旅館、鳴楼荘にお越しいただき誠にありがとうございます」

 と、小百合。


『おおきになぁ』

 と、青龍。


「いいえ、こちらこそご招待ありがとうございます!」

 と、翠。


「でも、どうしてこんなに歓迎してくれたんですか?」


「実は……」

 と、小百合。


 旅館鳴楼荘は経営の危機に瀕していた。


 折からの不景気を受け、客足は遠のき、このままでは廃業の危機を迎えていたのだ。


 そこで、小百合が青龍に相談したところ、モノコックウェポンズ・フラウ最強の疾風とそのマスターの翠なら、経営を再建する良いアイデアを出してくれるんじゃないだろうかと、思いついたのだという。


「旅館の経営危機を救うのと、最強のMW:Fってなんだか繋がらない気がしますが……」

 と、苦笑する翠。


『ええんよ、そのへんはノリと勢いで。とにかく、MW:Fの頭数がこんだけ揃ってるんや、何とか良いアイデアを出してもらえると助かります』


「フヒヒ、それなら拙者におまかせあれ! 良いアイデアがあるでござるよ」


 ×  ×  ×


 露天風呂。


 お客さんを迎える小百合。お金持ちの社長が来ている。


「あー、なんでも新しい露天風呂のサービスをはじめたとか? 早速入りにきたよ」


 と、お金持ちの社長。


「はい! 当館自慢の新しい露天風呂! 名づけてプラモ風呂でございます!」


「プラモ風呂?」


 露天風呂、湯船にプラモがぎっちりと敷き詰められている。


「さぁどうぞどうぞ」

 と、お金持ち社長を湯船に案内する小百合。


「あ……、ああ」

 と、反応に困るお金持ち社長。


 社長。おっかなびっくり湯船に入る。


 ぎちぎちのプラモに四方八方から押される。


「(お、おちつかない……)」

 と、お金持ち社長。


 ×  ×  ×


「駄目でした」

 と、小百合。


『やっぱりなぁー』

 と、全員。


 ×  ×  ×


 その後、色々なアイデアを出す翠と、疾風達。


 だが、そのことごとくが失敗に終わる。


 ×  ×  ×


「やっぱりもう、旅館経営はだめなのかもしれません」

 諦める小百合。


『やはり、小手先のアイデアでは解決できないのかもしれませんね。経営危機の原因を改善できればいいのですが』

 と、疾風。


「小百合さん。旅館が経営危機に陥ったのは何が原因なんですか?」

 と、翠。


「それはもう、折からの不景気で。景気がよければお客さんは来るんです。でも不景気だけはどうにもできなくて……」

 と、小百合。


『なんだ、不景気さえ解決すればいいのですね』

 と、疾風。


『なんだなの! そんなことでいいのなの?』

 と、コルデ。


『簡単なことだな』

 と、ベイズ。


『ウチらにまかしとき! ウチも気づかなくてごめんねぇ小百合』

 と、青龍。


「????」

 と、なる。翠、コビ子、小百合。


『小百合! パソコンを貸してください。今から我々の頭脳を同期して接続します』

 と、疾風。


 疾風達円陣を組んで、エネルギーのオーラを出す。


 そのオーラが、パソコンに繋がる。


 インターネットをハックして、世界経済を操作しはじめる疾風たち。


 世界同時株高の超好景気がはじまる世界経済。


 以下、経済ニュースの速報や、驚く株をやっている人の様子などが、つぎつぎと紹介されていき。


 ×  ×  ×


「一週間後、世界は信じられないぐらいの好景気になった」

 と、翠。


 ×  ×  ×


 旅館の様子。


 お客さんがわんさか詰め掛けている。


 超笑顔の小百合と青龍。


 ×  ×  ×


 翠の家、ベランダ、夜。


 夜景を見ている翠とコビ子。


「コビ子、疾風って忘れてたけど宇宙人だったんだよね」


「フヒヒ、そうでござるな翠殿」


「宇宙人。ハンパないね」


「フヒヒ。もう笑うしかないでござる」


 家の中、ゲームをやったりしてフリーダムに過ごしている疾風、コルデ、ベイズ達。


 ×  ×  ×


 第7話「温泉大騒動!」


 エンディング&エンドロール。


□□□□■□□□□◆□□□□■□□□□◆


 ぱちぱちぱちぱち。


 食堂に拍手が流れる。


「これが第7話だ」

 と、俺。


 むくれているガーネット。


「なんだよガーネット?」

 と、俺。


「水着とか温泉シーンの裸に鼻をのばしてて、カラスマが気持ち悪かった」

 と、ガーネット。


「カラスマ、その温泉のシーンなんですが、何故翠やコビ子の胸とおしりは謎の光で隠れていたのですか?」

 と、メイド長。


 メイド長。鼻血を垂らしながらそんなこと聞かないでくれ……。


「私は、温泉に行きたくなりました!」

 と、ルナリア。


「うちはスーパー銭湯がついてるじゃないか」

 と、俺。


「ウチのお風呂とは違うんです!」

 と、ルナリア。


「まぁ、そうだな」


 決闘が終わったら、皆で温泉に行くのもいいかも知れないな。


「よし、今度皆で温泉に行くか! じゃあそのためにも、今度こそこの辺で上映会は終わ……」


「まってカラスマ。第8話もあるんでしょ? 見ないの?」


「私も見たいですカラスマ様」


「見るべきですカラスマ! お風呂のシーンがあるかもしれないでしょう!」

 と、鼻血を拭く。


「ごはん、ごはん」


 ……。


「よし、第8話を再生するぞ」

 

 そういうことになった。

 拙作はいかがだったでしょうか?

 続きは頑張って書きたいのですが、書く力を得続けるには、ポイントの力が必要です!!!


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 またブックマークがつくことが何より嬉しいです!! 


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