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第104話 モンスターハンティング! ドラゴン編

第104話 モンスターハンティング! ドラゴン編


『ケェェェー、イャン、イャン、イャン!』


 俺と、ムトーさんと、ハウは、村人のエルフの人の案内で、ドラゴンの住む山に向かうことになった。


 大きなくちばしに、エリマキみたいな巨大な耳を持つ怪鳥モンスターの(中略)先生の背に4人乗り。さすがに狭い。


「あの山です!」


「よし、ドラゴンに見つからないように降りて進もう」


 着陸する(中略)先生。


□□□□■□□□□◆□□□□■□□□□◆


 ドラゴンは山頂付近に住み着いているとか。


 ひいひい言いながら山を登る俺。


「山はいいねぇ」


 全然平気なムトーさん。さすが山男。登山が趣味なんだよねこの人。


 ハウも村人さんも平気みたい。


 巨大な(中略)先生は、地面をのたのた歩いてついて来る。


「ちょっと、タイム、休憩にしませんか?」


「またなのカラスマくん……」


「俺、原型師なんですよ、インドアですよ、こういうのはちょっと……高尾山でもギブアップした男ですから」


「僕も原型師だけど、全然平気だよ」

 と、ムトーさん。


「そういえば、疾風ちゃんに引っ張ってもらったらどうなの?」


「あー」


 その手があったか。


「というか、カラスマくんだけ、歩いてる(中略)の背中に乗っていく?」


 その手もあったか。


□□□□■□□□□◆□□□□■□□□□◆

 

 俺達4人はどうにか山頂にたどり着いた。


 居た。ドラゴンだ。


 でかい。


 とにかくでかい。


 観光バス4台分くらいあるんじゃないだろうか。


 でかすぎる。


 特撮の怪獣かよ。


 (中略)先生の3倍くらいの大きさがあるな。


 ドラゴンは体を丸めてぐーぐー寝ている。


「退治するとは言ったものの、あれどうしようかねぇ」

 とムトーさん。


「(中略)の火球ブレスが効いてくれるといいんだが……」

 同じくドラゴン? というかワイバーン? ゲームのモンスターの(中略)先生を見るムトーさん。


「俺にまかせてくださいムトーさん。ドラゴン退治ならいいのがあります!」


 出番だぞパラディン! 1/12ガーネットと、聖騎士の鎧よ!


□□□□■□□□□◆□□□□■□□□□◆


 1/12ガーネットに、聖騎士の鎧を着せて準備完了。


 それをドラゴンを狙える角度で、地面に置く。


「1/12ガーネット、エーテル体最大励起!」


 1/12ガーネットの体から、鈍い光があふれ出す。


「1/12ガーネット、ジークフリートアーマー! 【英雄武装】、リンクアップ!!」


 その光が、聖騎士の鎧へと伝播し、鎧全体が光を放つ。


「ニーベルングの歌にうたわれし、龍殺しの英雄よ! 我がフラウが貴方の伝説を、今ここに再現します!」 


 同時に、1/12ガーネットの体から激しい風が巻き起こる。


 風に吹き付けられて、俺達の髪の毛が逆立った。


「アウトリガー、放て!」


 レッグアーマーの竜の爪が、山の地肌に深々と突き刺さる。 


「機体固定よし! 聖剣、構え!」


 1/12ガーネットが聖剣を振りかぶる。


「目標! 前方のドラゴン! 殺しちゃうのは可愛そうだから体の1/3をふっとばす感じで」


「そっちのほうが残酷じゃない?」

 と、ムトーさん。


「ひえええええ」

 と、村人さん。


 吹き付ける風と光がその激しさを増し、俺達は目を開けていられない。


 俺は自分の目を閉じ、視界を1/12ガーネットのものに集中する。


 1/12ガーネットの目が、寝ているドラゴンの全身を捉えた。


「全エーテルを、聖剣に注げ! 龍を殺した聖剣よ、今再び啼き叫ぶがいい!」


 1/12ガーネットの全身から溢れていた光が、掲げた聖剣に集められてゆく。


 風が止んだ。


 無音が周囲を支配する。


「いざ放て! バルムンクの慟哭!!」


 寝ているドラゴン目掛け、まばゆく光る剣を振りおろす1/12ガーネット。


 一閃。剣から生まれた巨大な光の柱が前方へと飛んでゆく!


 光の柱が、ドラゴンに激突し!


 そのまま、スカッと、すりぬけた?


「あれっ?」


 ドラゴンはそのまま寝ている。


 というか、ビームがすり抜けるってどういうこと?


「立体映像っぽいねアレ」


 ドラゴンの体は、しだいに薄くなって消えてしまった。


「龍殺しの魔術のこもった一撃か。……危なかった。あれを直接喰らっていては我も滅ぼされていたかもしれぬ」


 村人さんが急に変な口調で喋り出した。


 村人さんの目が爬虫類のそれになり、全身に鱗が生えて、体が膨れ上がる。服をやぶって……。その背がどんどん大きくなっていく……。


 ああ、これって、こういうパターンですか。


 はい。


 気がつけば俺達の真横に、ドラゴンがそびえ立っていた。


 拙作はいかがだったでしょうか?

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