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桜の舞う頃に  作者: 銀命
二年 一学期
78/79

初デート、に至るまで

結局何だかんだありつつも大分あの勉強会のおかげで僕の理解度は高まった気がする。

でも結局伊藤君は来た意味あったのかな…?ずっと一人でなんかやってただけだし。

でもまぁ理解度が上がったお陰か提出物はいつもよりも早く終わった。これだけでも地味に嬉しい。まぁ早く終わっても結局ほかに何したらいいか分からないから残った日数は何もしないで過ごしてたわけだけど。

それでもテストはいつもよりも解けた気がするからいいや。



さて、テストは今回木金の二日だった。

ということは次の二日は休みということだ。これはもう遊びに行くしかないと思うんだ。いわゆるデ、デート?かな。

そう思って最終日の帰り道で江藤さんを誘ってみた。それはもう自然に…できたら良かったんだけどね。もの凄くぎこちなかった。自分でもそう思うってよっぽどだよね。具体的にどれくらいかと言うと


「あ、あの…えと、その。明日か明後日に、えっと…どこか遊びに、行かない?かな?」


である。うん、これはない。

ちなみに江藤さんの返答は顔を赤らめての「うん…」だった。可愛い。

まぁ江藤さんが今週末には予定無いのは知っていたからこれで断られたら結構ショックなんだけどさ。

っていうのを大原にざっと一時間かけて電話で話してた。途中からあいつからの返答が無くなってたけど気にしない。話し終わってから20秒ほど沈黙が続いてたけど多分聞いてたはずだ。20秒後のあいつのセリフが「ん?あれ、終わってた。」だったけど聞いてた…うん、今度会ったらデコピンくらいは許されるはずだ。

それはともかく結果的には江藤さんと明日出かける。これほど胸がときめくことがあるだろうか。いや、ない。

とりあえず今のうちから目覚ましをセットして、あとは着るものも先に決めとこ。



そんで翌日。

きちんと時間通りに家を出れた。何時に目覚ましをセットしたかは秘密だ。起きれたんだからいいじゃん。

ちなみに集合場所は江藤さんの家の近くにある公園だ。江藤さんの家の前でも良かったけどそれだとなんだか恥ずかしいからこっちにした。

今日の予定は一言でいうなら書店巡りだ。江藤さんから提案してきた。遊びに行こうといってこの提案だからなかなかにその発想力はすごいと思う。

前半は僕が行き先を決めて後半は江藤さんが決めた。だから後半どこに行くかはまだ僕は知らない。とは言ってもさすがに被るとあれだからお互い駅は決めてある。僕が電車で3駅のところで、江藤さんはさらにそこから2駅先のところだ。なぜその駅かは特に理由は無かったりする。強いて言うなら僕はその駅周辺が一番知っているからかな。


ふう、ようやく公園についた。

時間は15分前だった。結構正確じゃない?中学になってからはできるだけ江藤さんに合わせるようにしてたら大分予定通りに行動できるようになった。

さて、江藤さんは…さすがにまだ居なかった。ちらりと今までの文芸部の集まりが脳内でチラついた。体が震えたのはきっと寒さのせいだ。大丈夫だと思いたい。だって江藤さんだもの。

実際江藤さんはちゃんと5分前に来た。予想通り。というかいつも通り。


「じゃあ出発しようか。」

ちなみに私自身もよく心の中で色々とぶつぶつ言っているタイプです。

でもそれを口にしないと直前まで何考えてたか忘れてしまうので口に出すと周囲に怖いと言われます。

はて、どうしたら良いのでしょうか?

まぁ大抵がどうでも良いことなのですけどね。

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