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桜の舞う頃に  作者: 銀命
二年 一学期
75/79

提案

「江藤さん、江藤さん。一緒に帰ろう!」


朝に話してから今日は一度も江藤さんと話せなかったせいか何かテンションがおかしい気がする。

夏休みになかなか会えなかった反動か異様に話したい気分なのだ。

これが夏休み明けのテンションというものなのか。初めて知った。微妙に違う気もするけど。

多分クラス全体に感じる浮ついた雰囲気見たいのが正しい方なんだろうな。そっちはよく分からない。まぁどうでもいいや。


「江藤さんは夏休み何したの?」


実際にはある程度は知っているのだけどそこまで詳しくは知らない。

現代の世の中って怖いよね。調べようと思ったら大抵のことは分かっちゃうんだから。まぁ僕が江藤さんの行動を把握してるのはそうやって調べたからじゃないからまだセーフ。だと思う。

若干SNSとかで調べたりはしたけど。でも江藤さん自身はそういうのはやってないんだよなぁ。だからあまり正確な行動とか具体的な内容はあまりわからなかったりするんだよね。残念無念。

だから今聞いてるんだけど。まぁ話の話題的にはちょうどいいよね。

結構未だに話す内容で詰まったりするし。


「うーん、大したことはしてないかな。あ、でも岐阜県に行ってきたよ。」

「へー岐阜かぁ。楽しかった?」

「うん。神社行ったんだけどね、おみくじが大吉だったの。」

「そうなんだ。いいことありそうだね。」


さすがにそこまでは知らなかった。というか知ってたら完全に危ないやつだけどさ。それはもうストーカーの域だよ。

いつでもどこでもあなたの後ろ。うん、完全にダメだこれは。

さすがにそうはならない様に気を付けよう。


「それとお寺もいくつか回ったの。お寺って意外に興味深いんだよね。それぞれに歴史があるのは当然なんだけど結構お話聞いていると面白いよ。歴史の授業とかに出てくるような出来事と関係してたりして。」

「それは確かに面白そうだね。」


そういえば江藤さんって結構頭いいんだっけ。確か前回の歴史のテストは94点だった気がする。確かに勉強ができればそういう話を聞くと楽しく感じられそうだ。

多分僕が聞いても半分くらいは知らない出来事だと思う。知らないというか忘れている出来事か。

そういえば10月が始まってからすぐだったよな、中間テスト夏休みが終わったばっかりだってのにもう中間のこと考えなきゃいけなのか…本来まだ考えなくて良いんだろうけど僕の場合そろそろ手を付けないと提出物が間に合わないんだよな。今までの経験上大体わかるのが悲しい。


「私の話つまらなかった?」

「え、いやいや違う違う。そろそろまた中間テストに向けて勉強しなきゃなって憂鬱になってただけ。」


どうやら突然に僕がぼーっとしだしたからそう思われたらしい。江藤さんの話が退屈な訳がないじゃないか。


「あー、そういえばカズくんってあんまり勉強出来ないんだっけ?なら今度勉強会でもやらない?」

「へ…?え、いいの?」

「もちろん。」


僕の為に時間を使ってもらうなんて勿体無いとも思えたのだが、江藤さんから提案してくれたのだ。ここは素直に喜ぼう。

こうして来週の日曜に江藤さんと会えることになった。うん、嬉しい。

投稿しようとして気づいたら寝落ちしていたという事実。なので今回1日遅れとなりました…

今回は江藤さんのテンションが高めです。やはり夏休み明けだからですかね。

それにしてもカズがどんどん危なくなっている気がします…大丈夫かなこれ。

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