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桜の舞う頃に  作者: 銀命
二年 一学期
63/79

とある休日の過ごし方  その二

さて、午前八時現在。周囲には駅の利用者が大勢あふれていた。文芸部員は誰もいない。それもそうか。

そして来る午前九時。周囲には駅の利用者がそこそこいた。文芸部員は全員揃っていた。何故だ。

せっかく早く来て待ってたのに文句が言えないじゃないか。もちろん江藤さんには言う気はもともと無いから良いとして宮野先輩や遠藤君には文句を言ってみたかった。

なのに時間通りに来てたら文句が言えないじゃんか。別に言っても良いんだろうけどだから?で返されてしまう。それじゃあ意味がない。というか逆に僕のメンタルがボロボロにされてしまう。あの宮野先輩に口で勝てるなんてそうそうある機会じゃないんだから逃したくなかったのに...相変わらず隙が無い人だ。



「それで、珍しく時間通りに来た宮野先輩は僕らをどこに連れて行くんですか?」

「ふっふっふ。それはまだ言えんのだ。というか驚かせたいから秘密な。」


メールで招集されたときと同じ返事が来た。というか今までは普通に教えてくれてたのになぜ今日は教えてくれないのだろうか。イジワル。


「へっへー。俺知ってますよ。今日は「おわわわわ。遠藤ストーップ!」


どうやら遠藤君はもう知ってるらしい。何故だ。親密度か。

僕、差別って良くないと思うんだ。例え本人に悪気が無かったとしてもされた方は悲しいし、何より誰も信じられなくなる。だから差別反対だ。というか仲間外れにしないでほしい。

ついこの間一年の頃から江藤さんの観察のみに全力を尽くした結果なぜか僕の周りには大原と文芸部員しかいない事実に気が付いた。あれ、これやばくねとは思ったけどまぁ江藤さんを観察するうえでは問題ないしむしろ好都合だからまぁいっかと考えたけど、その文芸部内ですら僕を仲間外れにされたら結構悲惨なことになるからやめてほしい。割とガチで。

とはいえ今日は車は無いみたいだからあまり遠出はしないはずだから大体見当はつくものだけど。


「そんじゃ、早速行こうぜ。」


そう言って宮野先輩は進みだした。ちなみにここは駅前でそれなりに人も居るのだからあまり目立たないでほしい。周りの人が一瞬こっち見たじゃないか。恥ずかしい。



歩くときは大体何人かずつでかたまって会話して いる。今回の場合は一番前が宮野先輩、遠藤君、上条君のかたまりで、真ん中にさゆり先輩、江藤さん、三上さんのかたまりだ。最後方は僕と伊藤くんだ。どうでもいいけど会話はない。別に寂しくはない。クラスとおんなじだ。エア友でも作ろっかな…

それはともかく。いったん置いといて。閑話休題。

この道ってどこに通じてたっけ。というかこんな道ってあったっけ。別に引っ越してきたとかそんな訳じゃないんだけどね。何しろ外を歩くのは学校と図書館ぐらいだったもんだから自分の町だとはいえほとんど分かっていそうなものだけど全く分からない。せいぜいこんな道があったなー程度に思う位だ。

よくテレビで地元でオススメの店を紹介してだのそんなのがあるが、なぜ分かるのだろう。むしろ地元の方が分からない気がする。


「宮野先輩、まだ着かないんですか?」


最後尾と最前列だとは言えあまり大声で話している訳では無いし、周りに人も少ないからちょっと声を張ればふつうに会話出来る。


「ん、そろそろだぞ。あ、着いた。ほらカズ、ここだ。」


そう言って右手側の建物を指した。

それはちょっと大きめの公園だった。

さて、最近気づいたのですが三上さん地味ですね。すっかり存在をわすれてました。

一応裏設定とかは有るのですが。気が向いたり要望があったら投稿します。

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