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桜の舞う頃に  作者: 銀命
二年 一学期
61/79

彼の観察記録

避難訓練から数日が経った。

とりあえず彼についても調べてみた。

...結構苦痛だったんだよ?彼について調べてる間は江藤さんを観察できないんだから。

そこまでして彼について調べる必要も無くない?とか途中思ったけど江藤さんに変な輩が近づかないようにするためだ。仕方ない。


彼の名前は吉原直哉(よしはらなおや)。外見について身長は159.7cmで視力は両目とも0.3、体重は47kgだ。

それにしても今まで一切知らなかったのが不思議なくらい噂の多い奴だった。

噂というより、情報か。どうやら事実らしいし。

まずテストの類はすべて満点とはいかずとも常に最高点だったらしい。満点を取ったことも何度もあるらしい。ちなみに一年の頃は江藤さんと同じ二組だった。羨ましい。

次に本人の性格。初日にかけられた言葉からも分かるとおり(なんとなく分かるじゃん、そういうの)気さくな性格だ。人付き合いはよく社交的。クラスの中心的存在だ。

そして一番大事な彼の風評というか人気というか、それとも印象というのが一番正しいだろうか。兎に角彼の周りからの評価だ。うん、これが一番合ってる気がする。彼はさっき言った性格もあり、周りからの信頼も高い。それには生徒のみでなく教師からというのも含まれる。正直羨ましいくらいだ、さっきとは違う意味で。


そんなわけで結論。彼はとても周りからの評価が高いということが分かった。

ついでに彼に関する個人的な情報は怖いくらいにほとんどなかったなんてことでもあったらそれはそれで面白そうだけどそんなことも無く普通に両親プラス弟の四人家族だと分かったし、家の場所もあっさり分かった。つまらん。

まぁそれは良いんだけど問題はなぜ彼が我が親愛なる江藤さんに話しかけて来たのかってとこなんだよなぁ。

そればっかりは調べても分からないし。とりあえず聞いてみても誰もかもがさぁ?としか答えない。これはもう要観察としか言えない。

とそんな風に思ったのが初日。


それから二日にわたって彼を観察した。江藤さんを観察しながら。やっぱり男子一人をひたすら観察するんて何が悲しくてやらなきゃならないって話だよ。ホント。これも江藤さんのためでなきゃやりたくない。

それで分かったこと。

彼はただ単に面倒見の良いだけな気がする。いわゆる某小説の白くて白々しかった委員長さんが不動の寡黙や深窓の令嬢を更生させようとしたのと同じだろう。

ただまぁ一応今後も気をつけておくべきか。

お久しぶりです。銀命です。

さて、謎の男子生徒の正体がようやく明かされました。

彼はこれからも登場して貰いたいです。

それではまた次回で。

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