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桜の舞う頃に  作者: 銀命
一年 二学期
42/79

続・大晦日

その後、参拝が始まった。

さてさて、先はまだまだ長そうだが気の短い部長さんは大丈夫だろうか...

と、思ったのもつかの間部長さんは大丈夫そうだった。

ちょっと遅めのクリスマスプレゼントが効いたようだ。

ありがたや、ありがたや。


さて、部長さんが大丈夫そうなら僕も本を読もうじゃないか。

なんて思ったのだが、部長さんがそうさせてくれなかった。

上機嫌のまま僕にいろいろ話しかけてきた。

仕方なく僕も相手をしていたが、やがて眠くなってきたのかウトウトとしだした。


「ちょっ、こんなところで寝ると危ないですよ。眠いなら帰ったらどうです。」

「ん?あぁ別に大丈夫だ。私はまだまだ帰らんぞ。」


なんだか酔っ払いのようなことを言い出した。

まぁ本人が大丈夫というなら大丈夫だろう。

無理そうだったら執事さんに連れて行ってもらえばいいんだし。どうせ近くにいるのだろう。見当たらないけど。

さて、本を読もっと。



そんなこんなしているうちに僕らの番となった。

思ったよりも早かったな。


「部長さん、起きてください。僕らの番ですよ。」

「ん?あぁ寝てたのか。ありがとな、カズ。」


再び寝ていた部長さんを起こすとガラガラの前に立った。鰐口っていうんだっけ。このガラガラ。まぁどうでもいいのだが。

確か二拍二礼一拍だっけ。しばらく来てないからうろ覚えだ。


パン、パン。ぺこり。パン。


全員の動きがそろった。よかった。合ってたみたいだ。

江藤さんと付き合えますように。

あ、いや、さすがに一気にそこまで高望みはしません。というか僕の心が持ちません。だから去年以上に話せますように。

お祈りが終わったら素早くその場を立ち去る。

あんまり長居したら後ろの人に悪い。


「よし、じゃあ次はおみくじを引こうぜ。」


部長さんの提案でおみくじを引くことになった。

まぁ定番通りだ。

結果は以下の通りだった。


 僕     凶

 江藤さん  中吉

 伊藤君   小吉

 副部長さん 中吉

 部長さん  大吉


うん。何で僕こんなに運が悪いのだろう。普段の行いはそんなに悪くないと思うのだけど...部長さんが大吉なのが何となく気に食わない。

本人の無邪気な笑顔を見たら文句を言う気も失せたが。


「んじゃまぁそろそろ遅くなってきたしこれ以上遅くなるとお父様に怒られるしこれにて解散!」


部長さんの一言で部員が散らばっていく。

集まるのは遅いくせに帰るのは早い集団だ。

残念ながら江藤さんはほかに寄るところがあり一緒に帰れないそうだ。

ついて行こうとしたがやんわりと断られた。無念。

さて、じゃあ僕も帰るとするか。



あ、伊藤君と副部長さんにプレゼント渡すの忘れてた。

大晦日の続きとなっています。

大晦日トークは前回したし...今回は省略で。

次回から三学期のスタートとなります。三学期って何があったっけ...?

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