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桜の舞う頃に  作者: 銀命
一年 一学期
4/79

文芸部

次の日



僕は嬉々として文芸部へと向かった。

ちなみに嬉しい理由の9割が江藤さんに会えるため、残りの1割は活動できるためだ。


期待に溢れてドアを開けると、中には3人の人がいた。

その内2人は見たことがある。部長さんと副部長さんだ。


「あー君はたしか・・・」


(誰だっけ、こいつ)

(カズくんですよ、部長。いい加減部員の名前ぐらい覚えて下さい。部員が減った理由の一つはあなたのせいなんですから。)

(わるいわるい。また今度な。)

(まったく…いつもそう言ってるんだから)


「カズくんだったな。入部してくれて嬉しいよ。宜しくな。」


間に小声で会話があった気がする。

どうやら部長さんは人覚えが悪いらしい。


部長さんは一言でいうと豪快という言葉が似合う。ボサボサの髪とその髪を書く様子がさらに際立たせている。

それに対し副部長さんはいかにも真面目といった雰囲気だ。髪型から服装までキチッとしている。

一見対極に見える彼女達だが、お互いの欠点を補い合っていそうで案外理想の構図かもしれない。勝手な思い込みだけど。


そして最後の一人はムスッとしている。ひたすら本を読んでいて、話しかけるなという雰囲気が凄いする。


「あぁ、こいつは・・・」


「伊藤博文君です。名字で呼ぶようにとのことです。」


伊藤博文か。確かにそれは名前が嫌になりそうだな。親が期待したのはわかるけど。一体どんな子に育ってほしかったのだろう。政治家だろうか。


ちなみに江藤さんはまだ来ていない。

担任の本川先生の話が長いのだ。帰り学活が始まったのは僕のクラスより2分早かったが、本川先生の話を含めて平均の長さは7分だ。僕のクラスが3分で終わったから僕が来てから2分程度で来るはずだ。


暇なので伊藤君と同じように本を読む。

僕も本は嫌いじゃない。むしろ好きだ。

最近読んでいないのは江藤さんの情報収集などが忙しかったからだ。



そうしていると江藤さんが来た。時間は僕より4分遅れだ。大まか予想通り。


「じゃー部員が全員揃った所で説明を始めるぞ。」


…あれっ?全員?

たしか前に来たときはあと6・7人はいたような・・・?


「あぁ、そいつらは別の部へ行きやがった」


僕の表情を読んだのか、そういった。

あぁ、さっきの小声の会話か。


「我が文芸部は週2回、月曜日と木曜日に活動だ。少ないからってあんまりだらけてると、文化祭に間に合わなくなって地獄を見るぞ。じゃ、活動開始だ。」


なんか説明短い気がするが、誰も何も言わないからそのまま始まった。


あぁ、部の雰囲気のせいで話しかけづらい。

これだけ近いだけで十分嬉しいが。

最近この話R15設定した方が良い気がする...

いや、でも今回はマシだった。

あとこれからは基本行事が主になる予定です。

次回は親睦会の予定です。

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