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桜の舞う頃に  作者: 銀命
一年 一学期
24/79

遊園地2

さて、ここでセンディーランドについて説明しよう。

国内最大規模を目指して作られたが予算の都合で四番目となったちょっと残念な遊園地がここ、センディーランドである。

とは言ってもそれなりに色々ある割にお値段は良心的だと評判である。らしい。

さっき副部長さんから聞いた。

本日の第一声である。


だが評判だからと言って必ずしも全国民が知っている訳ではなく、むしろ誰もが知っているなんて物はそうそうない。

そもそも「誰もが知っている」と言うには子供からお年寄りまで知らなくてはいけないのだ。

流石に赤ちゃんも、とは言わないがせめて小学生あたりからは含むべきだろう。

そうなると中々そんな物は現れないのである。

何を言いたいのかと言えば、要は僕はこの遊園地の存在を今の今まで全く知らなかった。

おかしいな。別段情報に疎い訳じゃない筈なのに。

これは誰かの陰謀でしょうか?

いいえ、誰でも。

まあ唯の偶然だろう。そう思いたい。


「それで、まずなに乗る?私はジェットコースターが良いと思うがどうだ?」


流石部長さん。

一応皆の意見を聞きつつも既に決まっているようだ。

この部員たちの性格を良く把握している。

為るべくして為ったのだろう。

とまあ僕がどうでもいい事を考えているうちに決定したようだ。

ジェットコースターか。

定番だな。乗ったことないけど。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


さて、ジェットコースターは遊園地の定番である。

その定番にはおまけが付いている事を僕は忘れていた。

何だかんだで部長さんのテンションが移ったのだろう。

あるいはもともと浮かれていたか。

それで、そのおまけとは何か。既に察している人も居るだろう。

うぅ...気分が悪い...

さすがにリバースは無かったとは言え暫くは動けない...

ジェットコースター恐い。

と言うか何で部長さんたちが平気なのかが分からない。

そもそも、あんなに回転してたら落ちるって。地球には重力ってものが在るんだからさ。

ニュートン大先生の発見が在るんだからさ。

人が自然の摂理に反しちゃいけないよ。


という訳で今は一人で大人しくベンチに座っている。

そもそも動けないしね。

あの犬の様な性格の部長さんが大人しく出来る訳も無いので部長さんは遊びに行っている。

自分のせいと思ったのか大分落ち込んだような表情をしていたのだけれど、せっかく来たのにわざわざ僕につき合わせたら申し訳ない。そう思い部長さんを遊びに行かせた。気分としては犬をドッグランで遊ばせている気分だ。

他のメンバーも然りだ。

僕が復活したら江藤さんに連絡を取って合流する事になっている。

僕と江藤さんはつい先日メアドを交換したばかりだしね。

早速役に立つということだ。

交換したものの一通もメールが来なかったから初メールだ。わーい。

これって喜んで良いんだよね?

ようやく遊園地に入りました。

カズはジェットコースターに弱かったようです。

そしていまだに一通も来ないカズの携帯...

遊園地辺はあと三話となります。

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