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桜の舞う頃に  作者: 銀命
一年 一学期
19/79

二日目  夜

二日目の夜



僕は、昼に寝てしまったせいか眠れなかった。部屋で本でも読んでようかと思ったが、他の荷物が多くて何処に仕舞ったか忘れたし、探すのも面倒なので止めた。

とは言っても暇だ。暴れだしたいぐらいに暇だ。冗談です、はい。流石に暴れたりはしないよ。人ん家で、しかもこんな高そうなベッドで暴れられる訳がない。それぐらいの理性は残ってる。

しかし、暇なのには代わりない。部屋に居てもすることが無いし、外にでよう。



外へ出る途中、伊藤君に出会った。ホールでパソコンをいじっていた。多分何か書いているのだろう。僕が通りかかっても反応しなかったから話し掛けても無駄だと判断して何も話さなかったけど。夜遅くまでご苦労様なこった。

ちなみに僕は話を考えたりしなくて良いのかって?今そこまで頭が働くとも思えないし、疲れた。明日書くときに考えればいいさ。思い付かなくてもそん時はそん時だ。


外、つまりは庭なんだけど、はとても幻想的な雰囲気になっていた。花々に月の光が降り注ぎ、花も喜んで全身で光を受けているようだった。

僕はベンチに座って空を見る。真っ黒な空に幾つもの宝石が散りばめられているかの様だった。

・・・やっぱり何か忘れている気がするんだよな。なんだろう。

夜空・・・星座・・・天体観測・・・観察・・・観察!

そうだ、夏休みの宿題だ。最悪は江藤さんの観察でいいやと思うが、どうせならここでしか出来ない事をやりたい。そんな事を三日前に大原とした記憶がある。

ここでしか出来ない事か・・・やっぱり天体観測かな?山の植物を採って調べるのでもいいけど時間とやる気がない。天体観測でいいよね。

じゃあ写真撮っておこ。万が一江藤さんど出会った時用にカメラを部屋から持ってきておいて良かった。部屋に戻ってまた来るのは面倒にも程がある。

何枚も撮っておいて、後は構想を練るだけだ。


そうこうしていると、いつの間に寝ていたらしい。何だろう、デジャブを感じる。


「あれ、カズも起きてたんだ。」


という部長さんの言葉で起こされた。

時間は三十分も掛かっていないだろう。

というかなんで部長さんが居るんだ?まあ、ここは部長さんの家なんだから居て良いんだけどさ。

せっかく寝れてたのに邪魔されてちょっと不快だ。


「なんで部長さんが居るんですか。」


とりあえず不快な気分を抑えこんで訊いてみた。

部長さんも寝れなかったらしい。


「カズはさ、何で江藤のことが好きなの。」


わお。夜だからか、いきなり恋バナきた。どうしてって訊かれてもな…


「言い方が悪かったか?じゃあどこを好きになったんだ。」

「そりゃ全てですよ。見た目から性格、声も含む全てです。」

「そうか。」


そう答えた部長さんはどこか寂しげに見えた。部長さんにも好きな人がいるのだろうか。


「そういう部長さんはどうなんですか?誰か好きな人とか。」

「えっ、まぁそうだな・・・ってか女性にそんな事訊くもんじゃねぇよ。」


小突かれた。別にいいじゃん。そっちが先に訊いたんだし。


「じゃあそろそろ戻るわ。お前も風邪引くなよ。」


そう言って戻っていった。

何がしたかったんだろう。いつも行動が謎だ。

まあ僕も体が冷えてきたし、戻るか。


ようやく二日目が終わりました。

なんでこんなに長くなったのでしょう。きっとカズのせいです。全部カズが悪いんです。

まあそれはさておき次回は言うまでもなく三日目です。

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