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桜の舞う頃に  作者: 銀命
一年 一学期
16/79

一日目

山道を登り、石を踏んだのか揺れる車。その中に乗る五人プラス運転手さん。それが今の僕らの状況だ。



車に乗ること二時間近く。ひたすら車内は静かだった。初めの頃は部長さんが盛り上げようとしていたが、三十分もしない内に疲れたのか、それとも飽きたのか僕には分からないが寝てしまった。恐らく両方だろう。

江藤さんと伊藤くんは読書中だ。車の中で読んで酔わないのだろうか。まあ運転手さんの腕がよく、ほとんど揺れないので僕でも読んで大丈夫そうだけど。副部長さんは最初から寝ている。この車は運転手さんの腕と車内の環境が良いので、何をするにも快適なのだ。下手すると自分の部屋よりも快適だ。

そんな中僕は何をしていたのかというと、外の風景を眺めていた。ように見せかけつつ、話の内容を必死に考えていた。

既に幾つか案はあるのだが、長さが少し心許ない。八千字いくかどうかと言ったところだ。なので現在話を膨らませ中なのだ。

冒頭でも述べたように既に車は山道に入っている。残り時間はあまりなさそうだ。



「久しぶりにお嬢様の楽しそうな姿を見ました。」


唐突に運転手さんが話し掛けてきた。話し方までそれっぽい雰囲気をかもし出している。まあ僕が知っている執事なんて日曜日の某国民的アニメにでてくるようなものしかいないけど。


「最近はお父様とも仲違いをされて笑っている姿なんてほとんどなかったのですよ。」


あれま意外だ。学校ではほとんど笑ってしかいないというのに。

お父さんと喧嘩ねぇ。

部長さんの意外な一面を知れた気がした。



ひたすら無言の車内。いつまで続くのかと思い始めたころ、部長さんが起きた。


「そろそろ着くころだろ。」


起きてたのかと思うほどぴったりだった。ちょうど起こそうと思った途端に部長さんも副部長さんも起きるんだもん。びっくりしたわ。

車を出ると、そこには立派な木でできた家があった。


「じゃあ各自で荷物を運んでけ。部屋は二階の部屋を自由に分担しろよ。十分後に一階のホールな。」


部長さんは車を出るなり、言い放って一人先に行ってしまった。

あわてて僕らもついていく。正確にはあわてたのは僕一人で、後の人達はマイペースだったけど。江藤さん慣れるの早くね?


さて、家の中は広かった。ゆっくり見たかったが、後ろに人がいたので、後回しにして右手側にあった階段へ向かう。二階へ上がり、僕が部屋に悩んでいると後から来た人達がそれぞれ勝手に部屋へ入っていく。マイペースにも程があるだろ。心の中でツッコミをいれつつ、僕も適当に部屋を選び入る。あまり、時間がないのだ。

軽く荷物を纏め、一階へ降りる。さっきはあまりちゃんと見れなかったが、あまり派手すぎず、質素といった感じだった。広いけど。



「よーし全員揃ったな。今日は腕ならしに軽いのを二本書いて出来た奴から印刷しとけ。終わったら自由だ。」


そういって部長さんはいかにも部長さん専用機らしい装飾された場違いのパソコンの前に座った。他のメンバーも自由に座っていく。

さて、僕も書かなくては。軽いのと言われたので、車の中で考えたのをそのまま使おう。思ったより早く出来そうだ。


そう思っていたのは始めの頃だけだった。二本目あたりから次第にペースが落ちていき、周りの奴が終わり始めて焦った。頑張って勢いで書いた、。うん、自分よく頑張った。


その後、お互いに読みあい感想やアドバイスを書いていく。他の人が誉められているなか、僕のだけ批判だらけだったのは気のせいだろう。たまたまだ。


そのあとは静かというより無音という雰囲気のなか夕食を食べ、一日を終えた。知らないうちに疲れが貯まっていたのだろう、あっさり眠りについた。


次の日ようの話を考えるのを忘れて。


頑張った。私かなり頑張った。

合宿とか何するか分からないうえ、おしゃれな別荘とかさっぱりです。

どなたか合宿に関する思い出を教えて頂けると有難いです。

次回は二日目です。代わり映えしない気もしますが。

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