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桜の舞う頃に  作者: 銀命
一年 一学期
15/79

出発

8月1日



僕は嬉しさから普段より三時間早く目が覚めた。つまり、タイマーの鳴る二時間前だ。そして現時刻は四時だ。さすがに今から二度寝するのはどうかと思うし、かと言って特にする事もない。さて、どうしよう。

あ…今日からの合宿は一日一作は作ることが必須だから話を考えておけとか言われたような言われていないような・・・うん、言われてたね。はあ、どうしよう。夏休みの宿題と江藤さんの観察ですっかり忘れてたよ。

せっかく早く目が覚めたんだし、考えてよ。




「お兄ちゃん、そろそろ起きなくて良いの?さっきから目覚ましが煩いんだけど。起きるなり止めるなりしないと刺すよ?」


はっ、いつの間にか寝ていたようだ。

久しぶりに妹の声で起きた気がする。懐かしい。

話はどうしよう。まあ行くまでに考えれば良いか。



そんなわけで七時。学校前だ。

んで、僕は時間通りに来たのだけれども、なぜ誰もいないのだろう。江藤さんは許せる。というか、江藤さんの場合は何をしても許せる。しかし、それ以外のメンバーが誰も居ない。発案者である部長さんまでもがだ。

せっかく早く起きたのに。


そして待つこと三十分。

ようやく全員揃った。ちなみに来た順番は江藤さん、伊藤くん、副部長さん、最後に部長さんだ。どうやら時間が二十分遅くなったらしい。どちらにせよ、発案者である部長さんは遅刻だけど。部長さん曰く、


「えーと、ほら。主役は遅れて来るって言うだろ。それだよ、それ。」


だそうだ。何だよそれ。っていうか何で僕だけ情報来てないんだよ。苛めか?


「んな細かいことはほっといて出発しようぜ。あっちに車止めといて貰ってるからさ。」


どうやらお金持ちという噂は本当らしい。止まっている車が見るからに高そうだし、運転手さんがいかにもって雰囲気をかもしだしている。

部長さんはこんなのなくせに。


「部長ってお金持ちだったんですね。」

「私が持ってる訳じゃないよ。私の両親が持ってるだけさ。」


江藤さんは知らなかったらしい。驚いている。そりゃそうだ。僕だって知らなかったら驚くわ。

しかも部長さんの返しが無駄に格好良いし。


「それで、何処に行くんですか?」

「え、言ってなかったか。長野だよ。山奥だけど、電気はちゃんと通ってるから安心しろ。パソコンも人数分あるしな。それよりちゃんと話考えて来たか?」


あっ忘れてた。


ようやく出発しましたが、一日目は終わっていません...

あとカズには妹がいました。驚きです。

弟とどちらにするか迷ったのですが、Sにするなら妹かなと。

次回で一日目が終わります。

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