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桜の舞う頃に  作者: 銀命
一年 一学期
11/79

苦悩

移動教室から帰ってきてからというもの、僕は複雑な気分だった。

もちろん移動教室自体はそこそこ楽しめたし、大原に撮って貰った江藤さんの写真は僕の秘蔵コレクションとして丁寧に現像して僕の宝物となっている。その写真も大原が撮ったという点を除けば何ら不満はない。


しかし、未だに二日目の夜の事が気になっていた。別に彼女を振った点は全く後悔していないし、悪くも思っていない。というか、未だに名前すら知らないのだ。罪悪感の抱きようもない。

しかし、彼女が下手に僕が江藤さんが好きだということを言いふらさないかが若干の気がかりだ。もしそんなことをされて、僕の観察に支障をきたされたら迷惑だ。

そして、そんなことを考えていると再び昨日のことを思い出し、一度でも江藤さんのことを侮辱されたのだと思うとイラつく。


また、昨日彼女に対して言った江藤さんの心の方がよっぽどきれいだという言葉がブーメランで僕にも刺さっていた。

江藤さんの心はとてもきれいだ。それは僕がよく知っている。しかし、江藤さんをこっそりと観察している僕の心はきれいだと言えるだろうか。汚れた心を持った僕に、江藤さんのことを好きになる資格なんてあるのだろうか。




そんな事を思いつつの次の週



今日は部活がある日だ。別に強制ってわけではないのだが、なんとなくいつもの癖で行ってしまう。

だが、それが運の尽きだった。

いや、まあ今日行かなくてもいずれ巻き込まれていたんだろうけど。


一番最後にやって来た部長さんが、部室に入ってそうそう、腰に手を当て宣言した!


「今日からこの学校は私達の物だ!」


・・・・・・突然の事に誰も反応出来ずにいる。というか、僕以外の部員全員が無視している。


「えーと、どうしたんですか?」


部長さんが構ってアピールをしてきたので、仕方なく反応してみた。


「いや、ただ言ってみただけだ。こうでも言わないとこいつら私の話は聞かなそうだしな。今年から部紙を年三回、七月、十月、一月の発行ということにしたが、文句無いな。」


言ってみただけと言っている割に僕が話しかけたとたんすごく嬉しそうな表情になった。ってかこれだけ言っても誰も反応しないって何なんだよこの部活。

って、え?おいおいちょっと待てよ。なんじゃそれ。部紙の発行?ちょいと急過ぎませんかね。あと一月しか無いじゃん。


「それは、先生方にも許可は取っているんですか。」


ようやく副部長さんが反応した。だが、誰も反対はしないようだ。


「もちろんに決まってるだろ。こう見えても抜かりはないぜ!」


えーと、なんか後一月でもう二話作らなくてはならないようです。


ちょっと予想以上に忙しくなり、二日連続で投稿出来ませんでした。すみません。

さて、今回はちょうど切りが良いので少し短めです。

部長さんのイメージがいまだに掴めず、前回とキャラが違う気もしますが、悪しからず。

次回は発行していきます。

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