~親愛なる茉莉へ~
Dear茉莉
俺が引っ越して、もう1年も経つのか。時間が経つのは本当に早いものだ。俺たちの1年記念日は、忘れっぽい俺でも流石にに覚えてたよ。忘れてたら君からどんな顔をされるか、想像するのさえ恐ろしいよ(笑)
そんな冗談はおいておいて、来週の日曜日、空いてないかな?休みを取ったから、久々に帰るよ。よかったらレストランでも予約しとくから、2人でお祝いしよう。
手紙、本当に嬉しいよ。ありがとう。便箋、かわいいのを選んだな。俺の好みが良く分かってるわ。流石茉莉だな(笑)茉莉の字、確かに綺麗とは言えないけど、気持ちが凄く伝わってくる。読みにくいほどの字ではないよ。安心して(笑)
新しい家や職場には慣れた。嘘だ。ホームシックというより、茉莉シックだな。茉莉が足りない。俺何言ってんだろ(笑)飯は…まぁちゃんと食べてる。茉莉の手料理が恋しい。朝はまだ寝坊せずにちゃんと起きれてるよ。(この前ちょっとだけ遅刻しそうになったけど、ギリギリ間に合ったよ(汗))確かに、俺の生活は茉莉がいないとグダグダだ。だからこそ、俺は自分以上に茉莉を心配する。俺は茉莉じゃなきゃ嫌なんだ。俺も早く帰りたい。俺にとっても茉莉が1番だし、俺も茉莉の隣で支えたい。お前にはずいぶんと長い間待たせてるよな。ごめん。でも俺はまだまだだ。もっと一人前のおとこになって、お前を幸せにする。だから、もう少しだけ待っててくれ。
愛してる
From祐介