22 ずっと
投稿し忘れてました!!すみません!!
ーカイル視点ー
「エリーゼ様が目を覚まされました!!」
その言葉を聞いた途端、僕はエリーゼの方へ駆け寄り、その名を呼んだ。
「エリーゼ、エリーゼ、エリーゼ…
ごめんなさい、僕は…」
周りの者は今の僕を見て、子供のような素振りだと嘲笑うだろう。
でも、構わない。
今は、
今は本当の自分のままで、背伸びをしない僕のままで、君のそばにいさせて。
僕は取り返しのつかないことをした。
なのに彼女はまるで何も無かったかのように笑って言った。
「おはようございますカイル様。
起きて直ぐに愛するあなたの顔を見れるなんて、素敵な目覚めですね」
そうだった。
この人はそういう人だった。
僕は最低な人間なのに、それでも手を差し伸べてくれる。
まだ、僕の目を見てくれる。
僕の前で笑ってくれる。
目からポロポロ涙がこぼれてきて、らしくないなってちょっと笑う。
2人で。
僕と彼女の2人が共に過ごす未来はなくても、君に、幸せに生きて欲しい。
これからも、笑っていて欲しい。
心の中に閉じ込めておこうとしたその言葉は思わず口にしていた。
そして、きょとんとした彼女と目が合う。
「何を言っていらっしゃるのですか?カイル様。
私とあなたはこれからもずっと一緒ですよ。
あなたが私を手放そうとしても、私が離しませんからねっ
私とこれからも寒空の中で星を見て、綺麗だねと微笑み合い、お日様の下で笑い合い、ご飯を食べて、美味しいねって言い合って、愛し合うことを誓ってくれますか?」
彼女から発せられる言葉のひとつひとつに涙する。
僕の鎖が心の中でボロボロと音を立てて崩れていく。
君と出会った奇跡を神に感謝して、
大嫌いだった僕を僕が好きになれるように、これから変われるだろうか。
こんな僕でも…
君のそばにいていいのだろうか。
そんな不安も拭いとるように彼女は僕に笑いかける。
「こんな…こんな僕でもよければっ」
そう言ってまた僕は泣きじゃくる。
もう彼女の顔なんて見えない。
目の前がぐちゃぐちゃで、でも幸せで。
大好きな君と過ごすこれからの人生が明るく照らされていますように。
まだ最終話じゃないです!
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かめさん投稿なのはまじですみません




