14 君の存在
いよいよラストに近づいてきました!!
ーカイル視点ー
ぽつり、ぽつり流れてきた涙に自分でも驚いた。
なんだか初めて"生きている"を感じてるみたいだった。
君はいつも僕に新しいをくれた。
初めて経験すること、見たことがあるはずの景色なのにまるで違う景色のように見える時もあって…
気づけば、僕の見えてる景色がどんどん広がっていって、その先にはいつも君がいた。
僕の世界に君が入ってきたあの日から、僕の世界は君中心に動き出していたのかもしれない。
でも、僕は愛を知らない。
君を愛せない。好きになれない。好きになる、が分からない…
僕には君を幸せにできる自信が無い。
僕が近づいてしまったら、君の澄んだ笑顔が壊れてしまいそうで前に進めない。
今も、ー頑張りましたね
そう言って微笑む君の姿が僕の目に写っている。
いなくならないで、ぼくのそばにいて
そう思うのに、声にならない。
聞こえるのは僕の嗚咽だけで…
君は悲しそうな顔で僕を見つめた。
貴方の返事を待っています。
とでも言うかのように。
君に、大切な君に偽物の「愛してる」も「好き」も伝えたいわけじゃない。
心から好きだと伝えたい。愛していると伝えたい。
でも、今の僕には出来ないから。
こんな僕だけど、ずっと君の傍にいたいって思うのは我儘かな、
わかっている。
自分でも思った。
ここですぐに今思っていることを伝えられない、なんて焦れったい男なんだ、と。
深夜テンションで書いたので変なとこあったらすみません。




