11 操り人形
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ーエリーゼ母視点ー
あれはエリーゼが3歳になったときだろうか。
私の娘は守護魔法を授かった。
役に立ちたい
私の力でたくさんの人を助けたい
その日から私の娘は毎日のようにその言葉を口にしていた。
しかし、ウィッシュノーム家は、あまり高い身分では無いため、魔術師を自宅に招いて、家庭教師をしてもらうようなことは出来なかった。
だから、私達には彼女の魔法を上手く開花させてあげることは不可能だった。
そんなある日、ツゥィツードゥル家のご夫婦がうちにいらっしゃった。
「はじめまして、ツゥィツードゥル家の当主のダジルと申します。そして隣は私の妻のルイティーナ。」
最初は、このふたりが何をしに来たのか全く見当がつかなかった。
だけど、ダジル様の言葉で全てを察した。
「娘さんーエリーゼ様のことで何か不安を抱えているのではありませんか。」
続けて、ルイティーナ様が言った。
「十分な魔術への学習環境も整って居ないようですし、まず、ウィッシュノーム家様自身、地位が危ういのでは。」
旦那は2人に向けて言った。
「ええ、まぁ…
ですが、うちの娘のことです。自分で道を切り開いてくれるでしょう。」
そこにすかさず、ルイティーナ様が仰った。
「本当に、?本当にそれで良いのですか。
娘さんの意思は、、?それにこのままだと皆様平民になりかねますよ!!」
ーー娘の意思
その言葉が、私の胸にグサリと刺さった。
自分の力でたくさんの人を救いたい。
そんな娘の一生懸命な志を私達で潰してしまって良いのだろうか。
ましてや、平民になんてなってしまった暁には、もう魔法なんて学べる場はない。
不安で私の顔は曇った。
ダジル様はそれを見逃さなかった。
「……そこで、ひとつ私どもと協力しませんか。」
また続けてルイティーナ様も仰った。
「うちにも5歳になる息子がおりますの。
そこでうちの息子とおたくの娘さんを婚約させるのはどうでしょう?」
は?婚約…?
「もちろんすぐにとは言いませんが。
そうすればうちの財産で十分な魔術教育も可能になりますし、その娘さんの力があれば、平民への成り下がりもなくなります。」
ちょっと考えさせて……
そう言おうとしたが、横から旦那が口を挟んだ。
「素晴らしい。それは良い事だがうちにばかり有利な話ではないか?」
ダジル様が言った
「いいえ、そんなことはございません。
世界にまた1人素晴らしい魔術師が誕生するのです。
なんと立派なことでしょう。」
この詐欺師のような言葉にまんまと嵌められた私達は、なんと愚かなのだろう。
変なとこで切りました。すみません!!
前回のお話で実は前のストーリーと矛盾してるところがあったのでこっそり直しました、!




