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秋の桜子詩集

いち、に、さん、し、こくろうか

作者: 秋の桜子

 1 2 3 4 告ろうか、2 2 3 4 どうしよう



 午後イチ授業科目は、現代国語 好きな彼女は


 立ちて 朗読 僕は 教科書書いてる 文章追わずに 君の声追う、現代国語


 僕の視線がバレたのか、朗読終わると、座りながらに微笑みくれる、片思い相手の愛しい彼女



 1 2 3 4 しあわせだ、2 2 3 4 告ろうか



 愛しの彼女は 共通仲間の 友達で 彼女の中での 僕に対する 今の立ち位置 守りたい


 絶対、ぜったい、守りたい 何故なら僕たち


 ほんのちょこっと、仲良しだから 今の立ち位置 絶対離してなるものか。


 今度みんなで ハロウィンパーティー 今 無謀に

 告ってフラれて、ビミョーな空気は耐えられない。



 3 2 3 4 あきらめよう、ヘタレだけれど、あきらめよう。何だか 急に 落ち込んだ。


ため息、重い 現代国語 ヘタレだからね 仕方ない



 1 2 3 4 告ろうか 2 2 3 4 どうしよう



 秋の夕暮れ 駆け足で 部活終われば 駅まで近道住宅街 とっぷり暗闇 ポツポツ外灯、暗い夜道になってる。


 ダッシュで帰ろうか思っていたら、待って まってと、後ろから 必死に近づく君の声。


 駅まで、一緒に 歩いて 欲しいんだけど


 うん、いいよ さりげによそおう 僕だけど


 内心 バクバク ドキドキ テンションあがる


 良かったぁと 笑顔の君は 色々話をしてきてくれる。


 今日の課題は多いね そいえば 大学どこ行くの?私は☆☆大学なんだ。


 おい おい おい おい 本当かよ!☆☆大学本当かよ!


 へえ!偶然、僕も☆☆大学なんだ、バクバクしながら答えたら


 本当?何か嬉しい、一緒に絶対 合格 しようね


 なんと 嬉しい 彼女の言葉。



 1 2 3 4 告ろうか、2 2 3 4 盛り上がる


 3 2 3 4 ドキドキと、5 6 7 8 溢れる気持ちが止まらない


 9 10 9 10 マックスだ、9 10 9 10 告ろうか。



 僕は不意に 立ち止まる うつむき 不意に立ち止まる。


 君は 何か変な話を したのかな 心配そうに 聞いてくる。


 ちがうよ 違うよ 僕の準備が いるんだよ



 1 2 3 4 顔あげて 2 2 3 4 君みつめ

 

 3 2 3 4 息をのみ 5 6 7 8 撃沈覚悟


 9 10 9 10 玉砕覚悟で いざ 行かん!



「きみが、好きだ」















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― 新着の感想 ―
[良い点] ラストの終わらせ方が秀逸で、その後を書き過ぎないところに物語の余韻を感じました。
[一言] 結果が 1 8 1 8 イヤイヤ、アンタ嫌。 なのか、 4 6 4 9 これからヨロシクなのか気になります! 独特なリズムが面白かったです(´・ω・`)b
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