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No.1133.regular
ジーンといたむ左の拳 赤くなった
せっかくの週末なのに
何するでもなく街を歩いて
ヘトヘトに疲れた
太陽の日差しが弱く
やけに肌寒いこの頃
特別な恋なんてない 当たり前の事
八つ当たりした壁には 穴があいた
仕事に明け暮れるばかり
そんでなんだか体がおかしい
ボロボロになったか
満月の明かりが眩しく
狼にでもなりたい気分
特別な恋なんてない 当たり前の事
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どんな恋も形は違えど、特別でもなく当たり前のこと。




