cute tic デザイナー専門店
脱字のお知らせ有り難いです。
キャロン「星柄OK!」 「トップスOK!」
リンディ「キャロン?水玉柄がないわ!!」
キャロン「ええええ!昨夜そろえたハズなのに・・・・」
リンディ「あ!!!」
茶色のチェストの中から水玉模様の布が出てきた。
キャロン「あったー」
ホッと胸をなでおろして一安心したリンディとキャロンであった。
リンディは外へ出て、ドアにかけてあった【close】という看板を【open】に変えた。
キャロンはミシンを出してきて、ピンクのスケッチブックを出した。かわいいボーダー柄が書いてある。
そのスケッチブックを見て、ボーダー柄を真似るようにミシンで器用に布を縫っていった。
チリンコロン チリンコロン
玄関へ出ると14~15ほどの女の子がいた。
茶色いコートを着てムートンブーツも履いていて、水色の手袋を着けて息が荒い。走ってたのだろう。
リンディ「あら、いらっしゃい。外は寒かったでしょう。暖炉にあたってお休みなさい。」
キャロン「ところでどのような服を目当てで?あ、布ですか?」
ソノカ「私の名前はソノカ。スカートが小さくなったから、紺色のスカートお願いできるかな?」
リンディ「スカートね!色は紺色!任せてね!」
キャロン「この店に来るのは初めて??でしょうか?」
ソノカ「はい!お散歩の寄り道という感じですね。」
リンディ「あら。じゃあ、ポイントカード作りましょうか?」
ソノカ「はい!ぜひお願いします!」
ソノカ「この店、パッと見て何かありそうでワクワクしてたんですよね。」
ソノカ「何の店か分からないのに何か引き寄せつけられて寄ってしまいました。」
ソノカ「そうしたら、こんなにシャレた店をやってるなんて!驚きましたぁ~」
リンディ「あら?若い子にはお洒落くな店に見えたかしら?」
ソノカ「そんな!若いなんて・・・・」
キャロン「はい。ポイントカード。」
ソノカ「ありがとう。明日の4時に取りに来るわ。楽しみにしてるわね。」
カタタタタタタタ・・・・
ミシンで縫っている布は紺色の布でした・・・・