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レッドストーカー  作者: 超闇の皇帝(ハイパー・Darkempe)
第一章 普通から異常へ........かわるかなぁ
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5

 階段 八月十五日 十二時一分


 天使のように美しい女性は、崩れかけている階段の上にいた


「あははこれは死んだよねん、こんなに地形が変わってるんねん、生きてるわけないねんね」


 この言葉だけを聞いた人がいたら「なに言ってんだこいつ」と言っただろうが

 この光景を見たら言葉もでない


 天使の目の前は、ぐちゃくちゃだった


 誰が見てもそこに人がいたら生きてはいないと思うだろう


 天使は少し笑うと、小さな声で何かを言った

 その声は、誰にも届かなかったが

 そして消える、文字通り天使は消えた


 まるで最初から誰もいなかったかのように........


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