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学校 時刻不明
階段を降り廊下を曲がりまた階段を降りていた
「くそっこの学校理科室ねぇえんじゃあねえかァああああ!!!!!」
「いやいや、今通り過ぎたねんけど」
誰に話かけた訳じゃないのに、返事が返ってきた
「はぁああん、なに言ってん.....ぐふっ」
燐音の体は、数メートルふき飛ばされた
燐音は、気づかなかったが白い翼で殴られたのだ
階段に設置されている窓を突き破り空に舞う
運よく体育倉庫の上に落ちる
ヤバかった四階から落ちてたら死んでたんじゃ
そう思うが、ふと気づき後ろを振り返る
天使が見えないのを確認すると体育倉庫から降りて校門まで走る
距離は20メートルくらい
あと十五メートル
あと十メートル
あと五メートル
あと四メートル........くらいの地点で世界が漆黒に包まれる
いや、燐音の視界が漆黒に包まれる
後ろを振り返ると真っ白な翼が、いや燐音は翼とは認識していない
何故ならその翼は、雲に届きそうなくらいに巨大化していた
「なっんじゃありゃあああああああああ!!!!!?」
雲に届きそうな翼は、そのまま彼に向かってきた