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「くそぉおおおおおおお!!! なんなんだよおおおおおおおこれぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」
俺は、黒葉 燐音[くろは りんね]は、廊下を走っていた
理由は、とある天使がいきなり襲いかかってきたからだ
その天使は白い翼を光り輝かせながら叩きつけてきた
びっくりして転んだので助かったが
天使は、頭にまた?マークをくっきりと浮かべて硬直した
天使は、何故避けられたのかを考えていて硬直しているのだが燐音はもちろん気づかない
なぜ硬直しているのかを考える余裕なんてなく走った
それで体育館を出て廊下を走っているというわけだ
「はぁはぁはぁ」
俺は、二年三組と書いてある教室に、逃げ込んだ
天使はさっきまで追って来てたのだがいつの間にかいなくなっていた
廊下を見てもいないので安心をして周りを見回す
どうやらここは、小学校のようだ
「な、何か武器を」
そう言いながら机の上にあるハサミを掴む
「こんなのでも、無いよりましだよな」
「そんなの物、無い方がマシねん」
後ろから声を声をかけられた
天使のようなきれいな声で