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レッドストーカー  作者: 超闇の皇帝(ハイパー・Darkempe)
第三章 それぞれの戦い........だろうなぁ
19/19

6

 「わからん、全然わからん」

 そう燐音は呟いた。


 「何回説明していると思ってやがる」

 「だって天使とか聞いたことねえもん、そんだけ重要だったら『友達』から聞いてるはずだ!」


 「いや、これはこの対策本部と政府の人間くらいしか知らない情報だ、お前の『友達』とかいうやつが知ってる分けないだろ」


 それとも......と少し間を開けて謎の上司は言う

「お前の『友達』は政府の人間なのか?」

 いやと燐音が言おうとした瞬間、部屋のドアが開かれた。


「~~~さん、大変です!」

 少し息を切らしながら部屋に入ってきた女性は言う。


「なんだ!?」

 謎の上司が女性を見て驚きながら立ち上がる。

「実はあの.... 」

「待て!!」

 謎の上司が怒鳴って言葉を遮る。

 女性は燐音の存在に気づき戸惑った。


 謎の上司は燐音に振り向き喋り始める。

「燐音くん、私は用事が出来たので行くよ。また今度先程聞いた連絡先で呼び出すので、その時にもう一度話し合おう。天使の事と......」

 少し間を開けて強調するように謎の上司は言い放つ。


「君のその異様に傷の回復が速い体についてね」

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