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道端 八月十六日 五時五分
「はぁ~」
四季 残四はため息をついていた
「何だかなぁ 俺が会うのは、雑魚ばっかだなぁ」
残四は、突如空から降ってきた人間を上司に預けて家に帰る途中、偶然ストーカーしているやつを見つけて戦いをしていた
「てめえ、さっきのやつより弱いじゃねえか、弱すぎるんだが」
そいつの右肩辺りから生えてる翼の羽根が残四の方にものすごい速さで飛んできた
「ちっ! 無視してんじゃねえぞ雑魚がぁあ!!!!」
残四の周りを暴風が包んだ
暴風は一点に集中して右肩辺りに翼を生やしたやつに襲いかかる