表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レッドストーカー  作者: 超闇の皇帝(ハイパー・Darkempe)
第三章 それぞれの戦い........だろうなぁ
14/19

1

 場所不明 八月十六日 五時五分


 真っ暗な暗闇

 何も無い暗闇の中で声が響く

 きれいな声が響く


「あんた、今度は誰にやられたねんの? また手伝ってあげようねんか?」

「あん? 名前なんて知るか!!!」

「怒らないでねんよ~ 負けて悔しいと思うねんけど」

「別に負けてねぇよ! 逃げただけだ」

「逃げるのは負けじゃないねんの?」

「負けじゃねぇよ! 死ななければ負けじゃねえ」


 少し間を開けてからきれいな声は言う

「ところで手伝ってあげようねんか? あんたをボロボロにした人を殺すのをねん」

「手伝う? 何を? 俺はもうあいつとは二度と会わねえよ 」


 そこできれいな声は溜め息をつく

「あんた、そんなにボロボロにされて何とも思わないねんの」

「いや、ムカついてるよ殺したいとも思ってる、けどなぁ俺は死ぬかも知れない所になんか行かない主義なんだよ」


 そこでまたきれいな声は溜め息をついてから言う

「じゃあわかったねん 手伝うんじゃなくて、代わりに殺してきてあげるねん」

「おまえ、誰かの手伝いしてなかったっけ?」


 大丈夫ねんよ~人間一人なんて一分もかからないねん、ていうかもう手伝い終わったねんし、あんたは他の仕事を終わらしてくるねん.............


という言葉を最後にきれいな声は消えた


「特徴は、黒髪だぞ!! 見たら思わず『ザ・日本人』って言っちまいそうになるやつだ、聞いてんのか!? 風使いだぞ!!! おい!!!!!!」


 そう叫ぶが返事は無い


 さて俺も行くかぁ、残りを片付けるか................


という言葉を最後にその声も消える


............................

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ