出会い。
コレは、暴力反対喧嘩万歳の話と
つながってます。
「暗い•••ココは、どこだ?••••」
オレは、一人呟く。
いや、一人ではなかった
弟に問い掛けていたのだ。
「わかんない。でも、ココの外で何かケンカしてるみたい。」
「ケンカぁ?だれが?」
「兄様?分かるワケないでしょ?」
弟は、当然とばかりにかえしてくる。
「うん。テカ•••誰か、助けて」
オレが話しを逸らすために呟いた瞬間、
轟音が響き光が差し込んで来た、
急に光りが入って来たため誰が来たのかは、分からない
人数は、2人。
倒れている人の数38人。
なんとなーくそんなコトを考えていると、
入って来た人が「みつけたっ!」と言った
その声に聞き覚えがあった。
声の正体は、オレらを眠らせてくれた本当のオレらの主人だった。
「おーい?無視しないでー、無視するとオレが人形に話しかけてる可哀想な人におもわれちゃうよー?」
主人•••桜は、オレの頬をぺちぺち叩いてくる。、、、、、可愛いな、、、、
弟は弟で桜の弟、青藍につつかれている。
「おぉいーっ;;」
流石に可哀想だな、、、でも可愛い。うん
かなり可愛い。
「•••ん、何桜?」
「ッ•••••あいたかったぁぁぁぁぁ!!!!•••••でも、お前らはあいたくなかったよね、、、、ごめんな、、、オレのせいで奴らの手に渡してしまって、目覚めさせて」
悲しそうに桜がいう。
「謝る必要なんてない。」
「でも、でもッ、、、、」
今にも泣きそうな表情。
「だって、、、オレのせいっ、、、で、、お前らは、奴らにとらわれて人を殺してしまった、、、、ごめん、、、、ごめんね、、、、」
「じゃあ、オレらが人を殺さないように、一緒に居てよ?ね?」
桜は、うん。と、頷いた。
本当は、オレを殺してほしかった。
でも、またこの人たちと出会えた。
生きる希望が出来た。
もう一回生きてみようかな。
今度は、みんなと離れないように。
オレは、人形。
ただの人形。
でも生きている、この人たちのおかげで。
さて、これから何が起こるのかな?
また、みんなで楽しく暮らせるんだ。
一応、ココの主人公の双子クンも
暴力反対喧嘩万歳のほうにもいずれ出てきます!
どうぞよろしく!