#1 蒼井という音
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一日の始まり、小鳥の声で一日が始まる。いつものことだ。
いつも通り3匹の小鳥の鳴き声、新聞配達のバイクの音、学生たちが登校しながら仲よさげに話している声。
そんな様々な音を聞きつつ気だるげに体を起こす。
枕元に置かれたスマホを手に取り今が何時かを確かめようとする。
と言いつつも外から聞こえてくる音の情報から大体何時かが察せる
それでも蒼井は時間を確認する、確認するのにはしっかりとした理由がある。
普通の人ならば一度寝たら次の日には起きるものだが彼女の場合、一日を丸々寝過ごしてしまうことがあるのだ。
なので、一日寝過ごしてないかを確認するためにも毎日起きたらすぐ時間を確認しているのだ。
スマホを開き一日寝過ごしてないことを確認したらそのままTwitterを開く。
Twitterを見ながらそのまま朝支度を済ませる、が今日は特に予定もないため特段準備するべきものなどはない。
彼女は一軒家に住んでおり、寝室は2階、朝ごはんを1階のリビングで食べ、再び2階へ戻り自室へと向かう。
蒼井は音楽家だ。独り身ではあるが「音楽」を営む以上防音はしっかりとしなければならない。
なので楽器を多く置けて、防音がしっかりとできる一軒家に住んでいるのだ。
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蒼井は以外にも金は持っている、が働いているというわけでもない。
ならなせ一軒家を買えるほどの金を持っているのか?
彼女は、裕福な家の出でもない。
蒼井は現在19歳、一人で過ごしている。大学には進学しておらず高校が最終学歴だ。
では、この金のでどこは?
結論から言うと「株式投資」だ。
この答えを聞いて大半のものは次にこのような疑問を抱くだろう。
「現在の金の出処はわかった。では投資するための投資資金は?」
この疑問の答えも簡単だ。
彼女、、蒼井が高校生時代の青春等をすべて捨ててバイトにすべての時間を割いたからだ。
もともと、蒼井は他人と話したりどこかに出かけるというのはあまり好きではない。
なので彼女には特に支障は出なかったのだ。
蒼井は通信制の高校に通っていた。昼間はバイト、夜は学校や音楽。
このような生活を3年間、ほぼ毎日続けていた。
この3年間のバイトの努力が報われ、卒業するころには彼女が投資をするには十分すぎるだけの資金が手元にはあった。
卒業前から少しだが投資をしていたため卒業後もなんの迷いもなくすぐ投資を始めれた。
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卒業後、彼女は家賃が5万ほどのアパートを借りすぐに引っ越した。
引っ越してからしばらくは投資で金を増やさないといけないためその間約半年、音楽に触れる機会がとても減ってしまった。
彼女は音楽が大好きだ。「親」か「音楽」、どっちかを選べと言われたら迷いなく「音楽」と答えるほどには音楽が好きだ。
そんな彼女にとって約半年音楽に触れれないというのは、拷問に近い所業だったのだ。
半年後、投資も落ち着きやっとゆっくりとできるようになった彼女は何よりも先に「おんがく」に触れに行った。
初めまして瑠璃です。
不定期に更新する予定です。
一応シリーズにはしようとは思ってるんですけど次更新するかもだし、しないかもです。




