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寂しくなってきた。

アテンザ公爵は前回の公爵家でした。アテンザ公爵からリリカル公爵へと変更してます。


 暫くはリリカル公爵も生物学的父も喚いてたけど疲れたのか帰っていった。僕もカーへ戻ろう。

おフロへ入り着心地の良い部屋着へ着替える。

さて…、今日は何を食べようかなぁ…。

仕方ないよね…。仕方ないよ…。だって食べるのがないんだもん。だから、ジルとの約束は緊急事態って事で…見逃してもらって…と、心の中で言い訳をして、僕は黒い板でポチッと。

今日のメニューはラーメンとチャーハンのセットにした。このセットはジルにあまり良い顔をされない。頻繁に食べると太るし体に悪いそうだ。

でもこのラーメンはすっきりした味わいにしっとりチャーシュー、チャーハンは逆にこってり濃い味。

たまに無性に食べたくなる時があるんだよ。

今日は疲れたしね!気分も上げたいしね!たまには良いよね!


 食べ終わってベッドへ横になるが急に寂しくなってきた。ちょっと帰ろう…。


ジルのいる別邸へと転移すると、ジルがすぐに出迎えてくれた。

「アル様!!遅うございました!すぐにいらっしゃるかと思っていましたのに!」

おぉぅ…、ごめんなさい。

ジルがロバート様も心配してるからと、サンガリア公爵家へと共に転移する。

そこにはロバート様と団長さん達に、ギルも待っていてくれた。


「兄上!!」

「アル君!」

「アル様!」

皆が駆け寄って来てくれる。

あぁぁ〜、なんかホッとするぅ…。自分が愛されていると実感出来て胸が温かくなる。

今日1日僕は何気に傷付いていたみたいだ。


 皆にリリカル公爵と生物学的父とのやり取りを聞かせると大笑いしていた。

よくやった!と…。


この事は陛下にも上奏して判断を仰ぐそうだ。

そのまま、どこの国のどの人が取り引き相手なのかを探る事になった。

「決して無理はなさらぬ様に!!なんならもうそこの地下牢から出なくても構いません。夜は帰って来て下さい!」

わぁい!なら夜は帰ってこようかなぁ〜!


ジルは今日は僕が帰るかと思って別宅にいたけど今後はロバート様の所にいるようなのでこちらに直接転移する事にした。



 翌朝サンガリア公爵邸で目を覚ますとジルから意味ありげに、

「アル様に会いたいと言われている方が見えられてます。」

「?誰?」

僕知り合い少ないから会いに来てくれる人に心当たりがない。


扉が開くと聖獣の仔達がわら〜っと入って来た。

「アル〜、なんか大変な事してるの〜?」

「僕達も手伝おうか〜?」

やら色々言ってくれる。

はわぁぁぁ〜、癒される〜…。


しばらくもふもふして心を癒していると、

「アル、僕達は行くよ!一緒に行くって約束してたでしょ?」

シロガネとヤモ君が僕にピトッとくっつく。

特にヤモ君は僕のほっぺに張り付いて離れない。

寂しかったのかな?ごめんね。


まぁ…、地下牢から出なければ問題ないか。

「ありがとう。シロガネ、ヤモ君。心強いよ。

でもねとっても嫌な奴がいるから注意してね。危ないと思ったらすぐに転移して逃げてね。僕の言う事聞けるなら一緒に行こう?」

シロガネは、

「任せろ!」

ヤモ君は

「……。」

返事なし。ただ僕のほっぺにペトリと張り付いている。

精霊さん達が、

「私達が護るから大丈夫よ!」


なら良いかなぁ。



 リリカル公爵邸へ戻るとシロガネとヤモ君がキョトンとして部屋の探索を始めた。

「アル〜、此処はなあに?」

「そこは此処に元々ついていたお手洗いだよ。ばっちいから触ったらダメだよ。」

キレイにしたけど一応ね。そこには入れないように木を密集させておいた。

「これはなあに?」

「僕を監視する為の覗き穴だよ。危ないからそこには行かないでね。」

等など、結界の中から出ないように注意しておく。


さて…、また来るかなぁ…。


「な!なっ!なんだ貴様!!」

僕の生物学的父が来た。朝からうるさいなぁ。

本当こんな元気でうるさい人が家に居るなんて堪らない。使用人達の気持ちが離れるのもよく分かる。

「なんですか?」

「貴様!何処に行っていた!何故昨日と服が違う!何故小綺麗になっている!!しかもそれは何だ!昨日はいなかったじゃないか!!」

あっ!シロガネとヤモ君の事?一緒がいいって言われたからさぁ…。えへ。

「アル…、うるさいね。何あれ…。」

シロガネが耳を前足で押さえながら聞く。ヤモ君は固まっている。

ごめんね…、恥ずかしながら…、あれが生物学的父なんだ…。


シロガネとヤモ君から同情の眼差しを貰いながら、生物学的父と向き合う。

「煩いですよ。朝からギャアギャアと。よくそんなに囀れるもんだ。碌な事話してないんですから口を閉じて下さい。

聞きたい事は1つずつ考えてから聞いて下さい。」

「〜〜…!」

あはは…!言葉にならないみたいだ。

口をパクパクさせて顔を真っ赤にさせて帰っていった。


次はリリカル公爵かなぁ…?



 生物学的父がリリカル公爵を連れて戻って来た。

なんだか小物感が凄い。腰巾着ってこういう感じなのかなぁ…?

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