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別荘を建てに行こう!


 公爵邸へ行ってから色々考えた。

僕はいずれここを出て、世界を見て回る。

でも、ギルや、ウィル君、ジルやルイ、バトじいが居るこの国には安全、安心であってもらいたい。

だから僕は、他の3つの森も浄化しようと思う。

その方法を見つけよう。


 黒い板で色々見てみる。この中になかったら魔法陣魔法を調べてみよう。


 あれ?これってそうじゃない?黒い板で意外と簡単に見つかった…。


 別荘。詳しく見てみると、カーとは違う所に別荘が建てられる。 その別荘には浄化機能(小)があり、緩やかに瘴気の浄化が出来る。

これだ!見つけたぞ!!

でも浄化機能(小)って何だろう。どの位出来るのか、やってみるしか無いよね!!


ウィル君〜!ウィル君〜!モニターになってぇ!



 と言う事で、ウィル君とロバート様に相談してみよう。

ギルにアポを取ってもらって、公爵邸へ。

もちろんギルも一緒。ちなみに、シロガネも。

前回の公爵邸の庭が気に入ったらしい。遊んでくるってさ…。自由…。


 ギルは次期当主として、今回の事を把握しておきたいんだって。真面目!偉いね、ギル!

ジルは僕が粗相した時のフォローで付いてきてもらった。


 前回と同じ、客間で出迎えてもらって、早速相談。

ロバート様からは、ありがたいとお言葉を頂いた。いえいえ、実験兼ねてますから…。


モートンの森の中心に設置してほしいと希望があったので、1週間後そこに設置する予定になった。

その時、出来れば、ロバート様とウィル君も一緒に行きたいそうだ。管理するにあたって場所や建物を把握しておく必要があるんだって。


 設置場所にはカーで移動するから良いんだけど、カーの中にはたくさんの人は乗れそうにないんだけど…。

それでも良いからって、言われた。


なら、ロバート様用にもう1室作れば行けるかなぁ…。やってみよう。


 もちろんギルも行こうね!



 カーに転移する。今日は内装を変える予定。

黒い板を見ると、Lvがまた上がっていた。それにより、出来ることが増えたようだ。

また空間拡張がある。やってみよう。

ぶわぁっと…。また目眩…。


目を開けると、さらに広くなっていた。

あんまり広くなると1人になった時、寂しくなりそう…。小さくも出来るといいなぁ…。


ロバート様の部屋を用意する。内装もちょっと豪華に…。

…もう1室いけるか?少し狭いけど続き部屋にもう1室用意する。


ロバート様お一人で…となった時、部屋にいた家令さんや騎士さんがソワッとしたんだよね。

だよね…。当主と次期当主に何かあったら大変だもんね。


 僕はあれこれとカーの内装を整えた。




 今日は別荘を建てる日だ。移動時間を考えて、夜に出発する事にし、早めの夕食を取る。


 ここで緊急事態。シロガネが拗ねた。置いていかれると思ったみたい。皆で遊ぶつもりだと思ったんだって。いい子にする事を約束して一緒に転移。

今日のメンバーも僕、ギル、シロガネ、ジルです。



 「お待たせ致しました。本日はよろしくお願いします。」

「いや、こちらこそ無理を言ってすまなかった。よろしく頼む。」

ウィル君にはこっそり手を振っておく。

「カーの中にもう1室、お部屋を用意致しましたので、どなたかご一緒に行かれますか?」

家令さんが目をカッと見開き、

「では、私が…」一方、騎士さんがも「いやいや、私が…」と被せる。

だよね…。2人とも心配だったよね。

ごめんね。早く言っておけば良かったね。反省。


結局、家令さんが続き部屋に、騎士さんは部屋ではなく、ソファで仮眠を取ることになった。



 では出発。

カーへ転移すると、初めて経験した公爵家の皆さんがカーの中で絶句している。

「こんな事が…」とか「考えられない…」とか色々言ってる。

…早く慣れてね。



僕含め、子供組は旅行気分でウキウキしている。



 皆で何して遊ぼうかなぁ!!

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