プレイゲーム
今日もちょっと雑ですねぇ……
「それじゃあやるか。」
瑠偉は手に持っていたカセット『exe』をウィンセンドースウィッチへと差し込む。
するとソフト欄に『exe』のタイトルが現れる。
瑠偉はそのままexeをプレイし始めた、プレイをすると画面が大量の血で染まる演出と共にタイトルが出てきた。画面の前には『初め』その下に『続き』そしてその下に『設定』がある
「続きがあるって事はこれ中古か?あっ!」
瑠偉は思い出したかのようにカメラを持ってきて録画を開始した。
録画を開始した後、瑠偉は初めのボタンを押した。
やっぱり彼はどこまでもゲーマー気質なのか『続き』のデータを見ずにそのまま始めた
このゲームをプレイするにあたって気をつける事
・狂わないでください。
・お祈りをしないでください。
・清らかな水を飲まないでください。
・ありがたいお経を唱えないでください。
・十字架を持たないでください。
・逃げないでください逃げないでください逃げないでください逃げないでください逃げないでください逃げないでください逃げないでください逃げないで逃げないでください逃げないでください逃げないで逃げないで逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな逃げるな。
ピーーーー
注意書きが終わった後にクラッシュしたような音が流れる。瑠偉はテレビが壊れたのかとテレビに近づいた。すると。
すぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐにすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐに消せすぐにすぐに消せすぐに消せ
『すぐに消せ』
はっ!
テレビに赤い文字で書かれた大量のすぐに消せと言う文字を見ていると瑠偉の耳元に女の声で『すぐに消せ』と言う声が聞こえてきた。
「………気のせいだよな。」
大輝は気のせいだと思いゲームの画面を見た。するとゲームのプロローグが始まっていた。
ーexeプロローグー
ミーンミンミンミン
心地よい風鈴の音、少しうるさい蝉の鳴き声、蒸し暑い部屋の中、ひんやりとしたアイス。
畳の部屋の真ん中で彼女『絆寺レコはアイスを暑そうな表情でぺろぺろと舐めていた。
『レコー!貴方宛てのお届け物よー』
アイスを舐めていた時レコの母親がレコを呼ぶ。どうやらレコ宛てのお届け物らしい。レコはお届け物を受け取る為に母親の元に向かった。
母親の元に向かうと母は手にダンボールの様な者で包まれている物を手に持っていた
『あっ、レコ。これが貴方宛てのお届け物よ』
《はーい》←
《(無言で受け取る)》
[レコは母親からお届け物を手に入れた]
レコは母親からお届け物を受け取ると自室に戻り包んである物を取った。中には『exe』というゲームが入っていた。
『exe』を手に取ると急にムービーが流れた、ムービーはアニメの様にクオリティの高い映像だった
「何これ?ゲーム?」
「対応ハードは……プレーステージ2?」
そこでムービーは終わった。ムービーが終わった後選択肢が出てきた
[ゲームをやりますか?]
《はい》
《いいえ》
瑠偉はいいえを押してみた。だがまた選択肢が出てきた。瑠偉は何回かいいえを選択した、すると両方の選択肢がはいとなった。
瑠偉は、はいを押した。するとイベントが始まりレコはプレーステージ2を起動しexeを入れる。
すると画面が切り替わり『exe』のタイトルが出てきた。瑠偉は画面にあった『初めから』のボタンを押した、すると急に新しいゲームが始まった。
ゲーム内の風景や3Dポリゴンはあの民店堂の名作ゲーム『ハイパーマーリメ64』を彷彿とさせる。
「なるほど、つまり2BSの名作ホラーゲーム『ノロイノゲーム』と同じ感じか」
『ノロイノゲーム』とは2007年に四角ウエニックスから発売された2BSの知る人ぞ知る名作ホラーゲームである。
そしてこのゲームの特徴としてアドベンチャーパートとノロイノゲームパートがあり、状況に応じてパートが入れ替わるというゲーム性である。
「取り敢えずやりまかっ」
瑠偉はコントローラーを持ちキャラを動かす、基本的な操作を試してみた所『ハイパーマーリメ64』と同じと分かりそのまま操作する。
操作をすると障害物が現れるがジャンプをしてそのまま回避する。
すると今度はどんぐりの様な敵が出て来た為ジャンプで踏みつけるとそのまま倒せた
「マーリメじゃん!」
瑠偉はそう思いながらもゲームを進めていく、しかし途中で通常のジャンプでは届かない壁がある所に現れる。
「なんだよ?この壁何か方法があるのか?」
瑠偉はそのまま悩みながらも解決策を考えていると突如壁から赤い槍が生えてきてそのまま『GAME OVER』の文字が表示された。
『GAME OVER』の文字が表示された中、瑠偉は槍を見て驚きの表情を浮かべていた。
何故ならその槍は蓮の顔に刺さった槍と同じ見た目だったからだ。
「……どういう事だ?もしかして………」
一瞬、蓮の顔に刺さった槍とこのゲームは関係があるのではと思ったが、『そんな事あるわけないよな』と自分の中で考えを落ち着かせゲームに戻る。
ーexeー
「………なんなのこのゲーム?」
レコはexeを見てなんなのこのゲームと思った。そしてレコはexeをやめることにした
「あっ!やっべ!」
一方現実だが、瑠偉はカメラを確認するとバッテリーが無くなりかけていた
「………まぁ、取り敢えず映像は撮れたし今日はこのぐらいにしとくか…」
瑠偉はカメラの録画をやめてそのまま充電機を取りカメラに付けた後掲示板に戻った
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