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魔法少女になれたなら  作者: M・A・J・O
第一章 少女たちの願い(前編)

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第53話 せーちゃんは律儀

「よしっ……行くか!」


 何故か覚悟を決めながら、結衣は暖簾をくぐる。

 その先には、少し広めの脱衣場があった。その奥に浴場があるようだ。


「なんか……人、少ないね……」


 脱衣場はガランとしていて、人一人いない。

 だが、服はチラホラと見えるので、結衣たちだけということはないようだ。


「ちょっと早いからじゃない? 女将さんが九時から十時ぐらいが多いって言ってたし」

「え、いつの間に女将さんとお話したの?」

「ん? ご飯食べた後、女将さんに『ご飯美味しかったです』ってお礼言おうと思って外に出た時だけど?」


 言われてみれば、確かにせーちゃんは皆が食べ終わった時に、「ちょっと散歩してくる」と言って部屋を出た所を、結衣は見た。


 ――あの時か!


「律儀だねぇ……」


 結衣はなぜだかとても微笑ましく思えて、朗らかな笑顔を浮かべながら言うと、


「う、うるさいわね……」


 せーちゃんは足早に脱衣場のカゴの方へと向かっていった。

 照れているのだろう。顔や耳が真っ赤になっている。


「星良ちゃんは偉いのねぇ……!」


 結衣のお母さんは、すごく感心している様子だ。

 そうしたら、せーちゃんはさらに顔を赤く染めて、


「も、もういいですから! 入りましょう!?」


 そうやって叫んだ。


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