僕のう○こはキツネ色、君のう○こはピンク色
掌が暖かい。何故ならそこに、君が在る。
私の手に盛られた君のうんこ。可愛く寝ている君のうんこ。
出来たてうんこ。ホカホカうんこ。くすぐる風に、プルルと揺れる。
私のうんこはキツネ色。君のうんこはどんな色?
いつしか乾いたそのうんこ。小さくなった、そのうんこ。私の手の上コロコロ転がりポトリと落ちる。
地面に落ちたそのうんこ。微動だにしないそのうんこ。それはいつしか大地に溶けて、やがて大地の恵みとなり、再び私の元へと還って来る。
それは私へのプレゼント。ピンクのリボンが付いたプレゼント。
だから君のうんこはピンク色。
ネガティブな話を多く書く反動からか、時折こういう話が頭に浮かぶ。とはいえ色々な意味でギリギリの文章かな。
2020年05月24日 3版 文言変更
2020年04月02日 2版 文言変更
2020年02月23日 初版