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貝殻ストーリー  作者: 湯巡亭 風呂美
19/22

第19貝「スパイラル貝殻エイト6日目」

今日?

また今日なの?

すがすがしい朝なんだけど、おかしくない?

間違いないないけど?なんか変。


ベランダからは、見えてるのはとてもきれいな朝日?……気持ちいいはずだけど?


やっぱりなんか変だよ。違和感があるもん。


今日は……今日も?本当に今日かな?

もう朝から台所で魚を焼いているの?

すごく香ばしい匂い。

お腹すいたぁ~。


私は、いつものようにサザエの貝殻を耳にあててみちゃった。ん?なんかデジャブ感あるわ~。


「うわ~!波の音が聞こえる~。」


朝の空気と波の音のコラボ。やっぱりすごくステキ。

そろそろ、服がベタベタになってきた錯覚があるんだけど……。気のせいかしら?


そんな私を見ていた布団の中の人?弟?

が、今日も布団の中から眠そうに目をこすりながら言った。


「あのね。今、汁たれてるから。汚ないよ。」


私は軽く咳払いをし、今度は大ぶりのつぶ貝よね?をとりあえずを耳にあてる。


「あのさ。つぶ貝は大ぶりでも波の音聞こえないから。汁たれてるぞ。汚いからな。」


そんな私にとっては、いつものすがすがしい朝の一時みたい……。違和感バリバリだけど。


まあいいや。そろそろ学校に行かなきゃ!

チコクしちゃう!


つづく

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